45兆円の衝撃、物理世界を制する日本の老舗メーカー15年の逆襲(イメージ) プロローグ:「キオクシア」とは、そもそも何者なのか? 2026年6月3日、東京株式市場で、日本の経済史に刻まれるレベルの大逆転劇が記録された。 半導体メモリー大手、キオクシアホールディングスの時価総額が、取引時間中に一時45兆円を突破。トヨタ自動車を一時上回り、国内上場企業で2位に浮上する場面が見られた。 ただし、ここで押さえておくべき文脈がある。その2日前の6月1日、ソフトバンクグループがトヨタの22年半にわたる時価総額トップの座を奪い、国内首位に立っていた。ソフトバンクG・キオクシア・トヨタという3強が激しく入れ替…