「子どもには失敗させたくない」「つらい思いをさせたくない」それは、どの親も抱く自然な気持ちです。でも、その気持ちが少し行きすぎると、子どもの自立の芽を摘んでしまうことがあります。 いわゆる「過保護」――今回は、過保護に育てられた子どもに現れやすい特徴と、今からでもできる関わり方のヒントをご紹介します。 「過保護」ってどういうこと? 過保護とは、子どもが本来できることや、経験すべきことまで親が代わりにしてしまうことです。似た言葉に「過干渉」もありますが、こちらは子どもの行動や考えにまで口を出すこと。両方が重なると、子どもの自分で考えて動く力を育みにくくなります。 過保護に育てられた子に見られる特…