そうだった。こんな感じだった。学校に行くのが憂鬱だった日々。それを思い出した。 わが子の付き添いで一緒に出向いた日。運動系の行事で、私は見守るだけで良いはずだった。もったいつけずに言うと、実際、見守るだけで終わった。 でも、行きの道中にこんなことが頭をよぎった。進行役の大人が、サービス精神のつもりでこんなことを言わないかと。「保護者のみなさんも良かったら遊具で遊んでください。久しぶりに鉄棒で逆上がりなんてどうですか?お父さんの勇姿を見て、お子さんも喜びますよ!」 そんなことを言われた日にはどうすればいい・・・気が重くなった。胃がぎゅ~んと縮み、沈み込んでいった。行きたくなくなった。 ああ、そう…