仙巌園庭園から見る桜島 霧島神宮から鹿児島中央駅に戻ってきた後は、市内の観光スポットを巡るカゴシマシティビューバスに乗って、仙巌園(せんがんえん)に行った。 仙巌園は、1658年に島津家19代光久によって築かれた別邸で、桜島を借景とする庭園がとても美しい。この日は雨は降らなかったものの、あいにくの空模様で、桜島には雲が掛かっていた。 ここは庭園の美しさもさる事ながら、自分は隣地に、28代藩主島津斉彬が建設した近代工場群「集成館」に興味があった。尚古集成館のHPには、次のように書かれている。 日本が植民地化されるのではないかと危惧した斉彬は、日本が一つにまとまり、産業を興し豊かな国に生まれ変わら…