Digital Divide(デジタルデバイド)のこと。
主にデジタル情報に対しての活用能力の差を示すことが多い。たとえばインターネットを使える人、使えない人の間に生まれる能力差、リテラシーの違いを指す。
また、個人の能力差だけでなく環境面での格差も問題化している。
たとえば、ある地域間において「ネット情報を利用できる環境が、等しく構築されているか」、この場合地域間格差(主に都市と地方。先進国と発展途上国)の問題として捉えられる。具体的には、携帯アンテナ基地局が近辺にあるなしで、不動産価格も左右されることがある。商業施設やオフィスビルにおいては、「情報通信基盤の利用の難易」が、ひとつの評価項目となる。
21世紀の高度情報化社会において、この格差は経済的な格差につながりうるため、社会問題のひとつとなっている。