Броненосец «Потёмкин
監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン
「第一次ロシア革命20周年記念」として製作され、1925年にモスフィルムにより製作・公開された。
1905年6月に起きたロシア帝国の戦艦ポチョムキンの反乱の実話に基づく。
乳母車が転げ落ちていく「オデッサの階段」シーンは有名。
モンタージュ手法を確立した映画として知られるが、オリジナル・ネガは1926年にドイツ公開のため売却され、検閲によりカットされ、完全なオリジナルは失われた。
その後、1976年にソヴィエトで復元サウンド版が作られた。この版にはドミトリー・ショスタコーヴィチの交響曲からとった音楽が付けられていた。
しかし、その後、ドイツの作曲家エドムント・マイゼルがドイツ公開の際に作曲したスコアが発見され、マイゼルのスコアを用いた最新復元版が2005年ベルリン国際映画祭でプレミア上映された。
2007年に紀伊國屋書店から発売された『戦艦ポチョムキン』クリティカル・エディションDVDはこの最新版に基づくDVDであり、従来観られてきた版とは異なる。
戦艦ポチョムキン 復元(2005年ベルリン国際映画祭上映)・マイゼル版 クリティカル・エディション [DVD]