物理的、時間的に可能でも、気が引けてできないことはある。 ここ数週間、自宅にある夫の作業所、アトリエを改築してきた。大工さんが来たらお茶やお茶菓子を用意するし、作業をされている間は居なければいけないと思う。夫は居ない。私は居なければいけない。気が引けるし留守にできなかった。 「いや、別に居なくてもいいよ」と夫は言うけれど、そうはいかないのよ。これは何にでも当てはまると思う。 他人が気にしてることについて、「気にしないでいい」と言うのはたやすい。私も「なんでそんなことを気にするの?」と他者のわだかまりに対して思うときがある。仕事や趣味のこと、ライフスタイルのこと、容姿のこと、何においても、自分が…