「みんなで支え合う社会を作るために」 みんなが違う考えや価値観を持っていること、それを尊重し合うことは大事だけど、それだけじゃ共生社会は成り立たないと思うんです。結局、違いを認め合うだけじゃなくて、一緒に支え合う力を育てないと、ほんとうの意味で「共に生きる」ことはできないんだなって感じています。 でも、共生を目指すあまりに、いろんな方法にこだわりすぎてしまうことがあるんですよね。例えば、「対話の場」を作るって言って、結局みんながただ集まって話すだけになってしまう。これだと、ほんとうに心の底から意見を交わしたり、理解し合ったりすることができません。やっぱり、大事なのは形式や方法じゃなくて、その場…