島津義弘(しまづよしひろ)の生涯を年表風にまとめてみた。……なかなかのボリュームに。とにかく戦いが多すぎるのである。 島津義弘は、島津家15代当主の島津貴久(たかひさ)の次男である。16代当主の島津義久は兄にあたる。父と兄のもとで、島津家の軍事面の主力を担った。 16世紀半ばから島津家は薩摩国(鹿児島県の西側)より勢力を広げていく。そして大隅国・日向国をも制圧。勢いはとまらず、九州全土を覆っていく。その中で、島津義弘の戦場での活躍が光る。 豊臣政権下に入ったあとも、島津義弘は戦場で凄みを見せる。「泗川の戦い」や「関ヶ原の戦い」では絶望的な状況を突破した。 島津義弘の戦いぶりは泥臭い感じがする。…