本書は、本年5月に発行されたものですが、書店で見て関心を惹いたので購入しました。 表紙 (本書の概要) (大まかな目次) はじめにー「将軍側近」とは何か 第1章 徳川幕府創世記の将軍とその側近ー初代家康から4代家綱まで 第2章 外から来た将軍とその側近ー5代綱吉から8代吉宗まで 第3章 「将軍側近」と老中を兼ねる人々ー9代家重から11代家斉まで おわりにー幕末の「将軍側近」 (感想など) テレビや映画の時代劇を観ていると、権力争いや不正蓄財などの物語で、柳沢吉保や田沼意次といった名前が出てきます。本書は、将軍や藩主ではなく、それら将軍の側近についてスポットをあてたもので、視点が新鮮です。 側近…