前回の続きです。 猫又が、村の百姓五助の女房の死体を、奪って食べる相談をしているのを、聞いてしまった和尚と浪人、はてさて。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 『御伽人形《おとぎにんぎょう》』巻一の三「幻《まぼろし》に見る人知らぬ貍《ねこまた》」[宝永二(一七〇五)年刊、苗村松軒作]国書データベース:国文学研究資料館霞亭文庫 · 御伽人形 / 苗村松軒子作 · 東京大学学術資産等アーカイブズ共用サーバ※赤字の書入れ等は筆者。【原文】【現代語訳】「是ぞ言ゝ伝ゆる貍《ねこまた》と言ふ成るべし」「これが、言い伝えに聞く猫又というものか…