俳優(1918年2月11日〜2010年10月8日)。東京都出身。
立教大学卒業とともに東宝に入社。
当初は監督を志望していたものの、俳優に転向し、1941年「闘魚」にてデビュー。
注目を集めたのは、旧制高校生の役を演じた「青い山脈」
当時31歳であったにも関わらず、醸し出される若さと爽やかさは全く違和感がなかったと云う。
その後、メロドラマから文芸作品まで幅広く活躍。一方、東映に招かれて出演した、高倉健主演の仁侠映画も好評を博した。
俳優業のかたわら、エッセイストとしても活躍中。
著作に、大正から昭和へと移りゆく時代を舞台に、画家であった父との交流を記した「そよ風ときにはつむじ風」シリーズなどがある。