AGA(男性型脱毛症)は、30代頃におよそ20%の人に自覚症状が現れ、50代になるとおよそ40%以上の人が発症して毛が目立ち、治療の必要性・関心を持つ傾向にあるとされている。しかし、未だにAGAの根本的な治療法は確立されておらず、完治することないとされている。しかし医療の進歩により、薄毛の進行を遅らせたり、発毛を促したりすることは可能となっている。本記事では、こうしたAGA治療の現状を解説していきたい。まず、AGA治療の基本となるのが、内服薬と外用薬だ。内服薬は、脱毛の原因となる男性ホルモンの働きを抑えることで、抜け毛の進行を防ぐ。代表的なものとして、フィナステリドやデュタステリドなどがある。…