シリーズ歌川広重の東海道五十三次、京から出発して10宿目「庄野(白雨)」です。初めての籠に乗る風景を作りました。やはり雨は作れなかったのが残念でした。人物像が棒立ち風も改善を要しましたね。 下が原画です。 解説は西行きの逆コースで書かれています。 東海道五拾三次 解説 – 重右衛門 石薬師から3里で庄野の宿であるが、ここを描いて、広重は一代の傑作を残している。保永堂版東海道全五十五枚中、蒲原の「夜の雪」、庄野の「白雨」、そして次の亀山の「雪晴」の三図は役物と称して傑作とされているが、その内でも、この庄野の図は最傑作で、独り保永堂のみでなく、広重全作品中で最高の作品となっている。 ひたひたと坂路…