この100冊、厚みと難易度に結構ばらつきがあって、例えばドストエフスキーの『罪と罰』。これは、分厚いし、内容も19世紀だから、ある意味で難解だし、なので、2冊分に含めていいんじゃないかと思っていたら、今は上下巻で2冊でカウントしているのね。気づかなかった。次に難解なのは20世紀だけどウラジーミル・ナボコフの『ロリータ』かしら。そして、なんといってもガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』だろう。この辺がラスボス気配で立ち塞がってくるはずだ。 わかるけど長いのは村上春樹の『海辺のカフカ』。短いけどわからないのはアルベール・カミュの『異邦人』やフランツ・カフカの『変身』ということで、今回は中…