長野で暮らし始めて、生活がゆっくりになりました。義母の寒いとの一言で湯たんぽを買いました。これがなかなかいいのです。 昭和の生活 昭和の作家で向田邦子さんの作品に何度か湯たんぽの記述が見られます。 冬の朝、一晩使って人肌にぬるくなった湯たんぽの湯を洗面器にあけ、大切に洗面に使う様子が「湯たんぽの余熱」の象徴として描かれました。その頃は、洗面所に給湯設備がないので、ぬるま湯になったお湯を大切に使っていました。向田さんのドラマにもよく出てきた描写ですが、 「湯タンポは朝までホカホカとあたたかかった。自分の湯タンポを持って洗面所にゆき、祖母に栓をあけてもらい、生ぬるいそのお湯で顔を洗うのである。・・…