弁理士資格を取得すると、特許事務所に勤務するのが従来でした。特許事務所で弁理士の実務を覚えて5~10年後に独立開業して一国一城の主になるという人生。昭和時代では弁理士試験に合格した者の常識的なキャリアでした。 現在では、弁理士試験に合格後、企業の知財部に就職したり、特許事務所に就職してそのまま定年まで勤務することを目的にしたり、勤務している特許事務所から別の特許事務所に転職したり・・・独立開業とは別のルートをとる人が少なくありません。 どちらが正解とかはなく、自分の人生、自分のキャリアを歩いていけば良いのです。 私は新卒で特許事務所に就職したときから独立開業を夢見て頑張ってきました。小さくても…