:人名
[307〜365年] 中国、東晋時代の書家、政治家。琅邪臨沂(山東省臨沂市)の王氏の出身。 漢魏以来の諸家の書を集大成し、芸術にまで高めた。書の原点を象徴する存在であり「書聖」と称される。
唐の第二代皇帝である太宗は、王羲之の書を愛するあまり「蘭亭序」を自らの墓に副葬させるほどであった。
「楽毅論」 「黄庭経」 「蘭亭序」 「十七帖」
29話感想 陳錫を捕らえるのに、六少主自らがお出ましし、殺陣だ~。衣装も地味な色目なのは珍しいかも。「安宣利慮」の扁額。棒で足の脛ゴロゴロも地味だけど拷問になるのか……。
引き続き、王羲之『蘭亭の序』の臨書*1を中心に練習しています。 この『蘭亭の序』ですが、複製しか現存していません。真蹟*2は唐の太宗が死去の際、陵墓に副葬されたが、その後、盗掘され、行方不明になっているとのことです。 複製は何本かありまして、高校の教科書などで一般によく見るのは「神龍半印本(しんりゅうはんいんぼん)」と言われるものです。見た感じが華やかで優美なのですが、実際に臨書しようとすると、なかなかの曲者です。 私見ですが、バランスが崩れそうで保たれている、もう少し言うと、書き損なったかと思ったところから最終的にバランスが取れて見えるように書き納めてある、というように感じます(失礼!)。 …
どうも、ドミナゴ(@Dominago50)です。 コロナ禍になる前に撮影した海外旅行の写真を整理していますので、このブログで紹介していきたいと思います。 今回は、臨沂市内にある王羲之故居の様子をご紹介していきたいと思います。 DMM英会話のお友達紹介コードは267989084です。入会時にこのコードを入力すると紹介した方、紹介された方双方にプラスレッスンチケット3枚が貰えます。(誰が利用したかこちらには分かりません) 王羲之 五賢祠 王羲之故居 王羲之 前回、ちょっとだけ紹介した王羲之(おうぎし)についてです。 王羲之は昔で言う琅邪郡(ろうやぐん)、現在の臨沂(りんぎ)で生まれました。 政治家…
最近、7歳児の字が汚いので、嫁が時折手習いさせています。嫁の字は、綺麗ではないけれど、大変読みやすい字を書きます。また、書くようにいつもの気を付けているようです。確かに読みやすい字を書きますね。 自称「〇〇の三蹟」と鼓舞しているみたいです。〇〇は、所属の会社名です。ある日を境にして、意識を改革したみたいです。せめて、三蹟と呼ばれるくらいになりたいと、念じての事です。精進しています。 それを、娘にも古今伝授しようとしてるのですが、どうも娘の気持ちが確立出来ていないようです。でも、前の事を思えば、丁寧に書く時もあって、変化は見られます。それならと、私もダイソーで、「かきかた ひらがな けんしゅうボ…
魏晋時代は書が芸術として自覚され、多くの能書が輩出しました。なかでも東晋時代に活躍した王羲之(303~361)は、その最晩年に伝統の束縛から離れ、普遍的な美しさを備えた先進的な書法を獲得し、後に書聖と崇あがめられています。王羲之と蘭亭序 | 台東区立書道博物館 https://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/2268/ 東京国立博物館・台東区立書道博物館・連携企画20周年「王羲之(おうぎし)と蘭亭序(らんていじょ)」展へ行ってきました。過去にも書きましたが、私、この王羲之の蘭亭序には思い入れがあります。これは素晴らしい展覧会であると思…
春秋戦国時代の7国の歴史が淡々と語られるドラマです。
マンリョウ(万両)の実が鮮やかです。 新年を迎えて、花言葉のように寿(ことほ)いでいるかのようです。今年も成人式の時期となりました。 迎えられた皆様に心よりお祝いを申し上げますとともに、今後のご活躍を心より祈念いたします! 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。「弘法にも筆の誤り」ということわざの出典となるお話しについて書いてみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」127(2023年1月号) あしひきの山の木末のほよ取りて かざしつらくは千年寿くとそ (『万葉集』大伴家持) (木々の梢の寄生木を取って、髪に挿したのは、永遠の命を祝う心持ちからです) この和歌は…
今朝はずいぶん冷え込みました。境内には霜柱(しもばしら)。 氷点下まで下がったのですね。いよいよ冬の到来です。 今月の「法の水茎」も「弘法大師空海のお話」です。書に秀でていた超人的なお姿を読んでみました。お読みいただけましたら幸いです。 ※ ※ 「法の水茎」126(2022年12月号) 十月江南 天気好(ことむな)し 憐れむべし冬の景の 春に似て華(うるは)しきことを (白居易『白氏文集』) (十月の江南は好天に恵まれています。味わいましょう、冬の陽射しが春に似て、明るく華やかなことを) 旧暦十月は、現在の新暦では十一月から十二月上旬に当たります。五世紀頃の中国南方(長江中流)の年中行事を記し…
まず、名前の王羲之の字が漢字変換できなかったら、諦めようとしたテーマであることを告白する!そういうの全般、苦手なもので、、w すっと一発で出てきたのでセーフ。今時、当たり前?! 王羲之は、世界史受験生泣かせの書取り漢字でも有名な人! 中国文化史では他に、顔真卿(がんしんけい)とかもネ。 なので、ちょっとヤな思い出とともに、そこ止まりになってる人も多いかもしれないw これまで何回か、書道教室に通ったことがあるが、王羲之はその度に登場してきた書道界の大家だから、テキストでもお馴染みの人だ。その頃はいつも、王羲之の文章の内容に踏み込んだことはなく、字体を見つめるばかりだったので、彼は書道一筋、それが…
アラブ首長国連邦(UAE)で国連の気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)が開かれています。気候変動対策と農業・食料システム強化の両立を図る「エミレーツ宣言」を採択したそうです。 日本農業新聞の記事によれば、宣言の骨子は次のようなものだそうです。 気候変動対策と農業・食料システム強化の両立を図る宣言ですけれど、どう思われますか。 いや、別にこのブログを読んでくださっている方を困らせようとか、そういう意図はまったくないんです。でもたまにこのブログを読んでくれている百姓仲間から「ツジイさんのブログ、おもしろそうなんですけど、なんかムズカシイんですよねぇ。むずかしくないですか?」と。書いて…
日記 12月1日 ここ数日、ゴム使って体操をすると首の痛みがマシになる。朝ジム行って、仕事に集中。やっと山を越えた感じ。明日のチケットを発行しにコンビニに行くも、プリンターの不調で30分待ち、一度家に帰って待たされる…。運悪い。 11月30日 朝方うとうとしてるときに、つい仕事のことを考えてしまう…忙しい時の悪い癖だ。今日も忙しくて昼休み取れない。宅急便を指定した時間ギリギリに届いた。忙しそうな時期で、栄養ドリンクを差し入れたら、予想以上に喜んでくれていた。 11月29日 アパートの誰か不明だが夜中1時に洗濯機を回す住民がいる。自分は昼前に洗濯を…。もう寒くなったので毎日使う毛布を洗う。糸がほ…
文化の秋・実りの秋に相応しい朗報が相次いだ。 中一になった双子のお孫ちゃんたちが自らの努力の成果を披露して呉れたではないか。 お姉ちゃんは奈良市立美術館で催されて第70回日本学書展に出展し大賞こそ逸したものの堂々と王羲之の蘭亭序の一節を半切り用紙に大書し「特選」に選ばれた。 また妹ちゃんは大阪城ホールで第36回全日本マーチングコンテストが挙行され孫の堀江中学校吹奏楽部が見事金賞を受賞し日本一に輝いた。 W受賞の朗報が相次いで齎されとてもヨカ秋たけなわの日曜日であった。
杏雨書屋の国宝・重要文化財展示の中で、一番見ごたえのあったのものは説文解字木部残巻であった。巻物状のほとんどを開いて見せていた。この国宝は2019年冬に開催された顔真卿-王羲之を超えた名筆で展示されているのを見たことがある。その時は一部の公開であったが、改めて全体を見ると今の字典の原型であることが分かる。 説文解字とは漢字字典のことで、木にまつわる漢字の書体や意味を解説している。原本はすでに失われているが、後漢時代、西暦100年頃に許慎という学者が作ったものを10世紀ごろに書き写した残巻が国宝となっている。しかも1951年に始まった戦後の国宝指定第1回で国宝指定を受けた迷うことなきお宝である。…
劉松年「西園雅集図」(南宋) 劉松年「茗園賭市図」など(南宋) 仇英「南都繁会図」(明) 作者不明「蘇州市景商業図冊」(清) 劉松年「西園雅集図」(南宋) 風雅の小道 囀りの川辺 題詩壁 参天の巨松 竹林腰掛け 双子峰 坐禅石 ゲームでもおなじみ「雅集」というのは文人たちが開く風流な宴のこと。参加者は書画や詩吟、品茶などを楽しんだ。王羲之や謝安の「蘭亭雅集(曲水流觴)」、曹操父子や建安七子の「鄴下の遊」など歴史上有名なものも幾つかあり、こうした雅集の故事は画題としても好まれていた。この「西園雅集」は北宋代、駙馬(公主の夫)であった王晋卿が自邸の「西園」に蘇軾・蘇轍兄弟、黄庭堅、米芾、入宋僧の円…
○「KENZAN2023」(東京芸術劇場) (会期:2023年11月15日(水)~11月19日(日)) ○「祝の会 -華やぎの絵師たち-」(東武百貨店池袋店 6階 アートギャラリー) (会期:2023年11月9日(木)~11月15日(水)) ○「澤田東江から齋田東野へ -唐様の書の原点・王羲之をめざして-」(齋田記念館) (会期:2023年9月1日(金)~12月15日(金)) ○「常盤山文庫×慶應義塾 臥遊 時空をかける禅のまなざし」 (慶應義塾ミュージアム・コモンズ) (会期:2023年10月2日(月)〜12月1日(金)) ○「松浦シオリ個展 此処にいる」 ○「空想カフェ展Vol.1 ちょっ…
大学のオープンキャンパス.推薦入試など一週間の休みを利用して、11月初めから約一週間の台湾周遊の旅に出かけた。 台北経由香港行き旅行に適したシーズンで、心掛けが良かったのか全日天候に恵まれた旅行となった。 少しデラックスにビジネスクラスのキャシィパシフィック航空を利用し中部国際空港から約3.5時間で台北に着いた。 脚を伸ばしてゆったりくつろげる座席 温かく美味しい満足できる機内食好きなだけいただけるコーヒー、お酒、デザートすべて満足、もう一二時間ほど機内にいたいと思われるほどだ。 台北到着後そのまま台中に移動ゆっくり休む 台中のホテルから市内を望む、高層ビルが目立つホテルの朝食 バイキング形式…
周知のように王羲之の書は、肉筆といってもいずれも複製ばかりで、自ら書いた書はただの一点も残っておらず、また真偽のほども明らかではない。にもかかわらず、王羲之筆と伝えられてきた書群の彼方に浮かぶ、ひとつのかすかな映像、否、映像以前のわずかなさわりのようなものがある。そして、それは確実に現在の書につながっている。 書の原郷(パトリ) 石川九楊 石川九楊氏が精選した副島種臣の書を見るために佐賀城本丸歴史館へ出かける。 その多くの著書を読み憧れ続け敬愛した石川九楊氏がふと前を歩いていた。 城の石垣を撮っていたアングルに先生が入る。 その背中からの気配に清冽なものを感じた。 その後講義を受け、氏がこの日…
懲りもせず今年も出品しました。
お友達のお勧めで見始めました。
王羲之? 蘭亭敘? 十七帖?
敬老の日に因んで大阪の中1の孫から王羲之の蘭亭序を模写した臨書が届く。 コロナ禍の四か年のブランクは彼女に計り知れない長足の進歩を遂げさせた。 驚くべき成長を齎せたものだ、遂に足元にも及ばぬ大樹に育ってしまった。 王羲之が書聖であると同時に人生の達人で在り中国を代表する文人でも在り、恐るべき思想家でもあったとは知らなかった。 今更のようにひれ伏し額突くしかない、日本文化の母国たる中国を侮ってはならぬと信ずる。 願わくは王羲之を書写するだけではなく彼女には深奥なる古代中国を解き明かす旗手と相成らんことをひたすら希う。 出来得れば全文を読み下し深遠なる意味を意訳し解読できるように励んでほしいものだ…
しま:さて、いつになったら華北は再統一されるかというと…439年!これは鮮卑族によって!“北魏”という国ができます。ってわけでここから中国の南北朝時代がスタートです! 生徒:えっと…北と南で、それぞれ王朝が交代していく時代…ってことですよね!?頭がごちゃごちゃになりそう… しま:よしっ!じゃあまず北から!北は鮮卑族によって北魏が建国される!建国者は拓跋珪さん。いかにも鮮卑族って感じの名前だね!皇帝としての名(諡号)は道武帝です。都は平城。次に出てくるのが3代の太武帝!この人の時に華北の五胡十六国を統一しました[439年]。あと、道教を国教化し、廃仏を行いました。いわゆる“三武一宗の法難”ってや…
今月末、京都は東山の麓、平安神宮でコンサートが開かれる。 【情報解禁】「平安神宮 月音夜(つきおとよ)~京都名月コンサート2023~」開催決定!🌕📅9月28日(木)~10月1日(日)18:15開場/19:00開演Aimerら豪華出演者が集結!平安神宮を舞台に繰り広げられる秋の夜長の音楽祭♪詳細はこちら▶https://t.co/EQKowftURL#京都 #Kyoto #平安神宮 pic.twitter.com/XZA8XCYfHn — 平安神宮 月音夜 (@otoyo_pr) 2023年8月11日 中秋の名月を愛でながら、様々なアーティストの奏でる音楽に耳を傾ける優雅な催し。 お月見といえば…