調査会社「日経リサーチ」が昨年11月から12月にかけて、日本と米国、中国、タイのビジネスパーソン3万人以上を対象に、労働環境や労働意欲に関する調査を行っています。この調査で、仕事に「働きがい感じる」と答えた人が日本は4割にとどまり、7~9割だった他国の半分程度であることが分かったと7月4日の日本経済新聞が報じています。 内容を細かく見ていくと、「仕事の意義・やりがい・働きがいを感じている」との設問に肯定的に回答した日本人は44.3%。一方、米国は78.3%、中国は68.4%、タイでは87.2%に及んでいて、働く日本人の労働意欲の低さが端的に示された形です。 思えば昭和の終わりごろ、求人情報誌の…