#45 温かく心の器が広い人・1寝たきりの父は12時間弱の搬送に耐えた。 prodigykerokero.hatenablog.com B市のX病院へは、自宅からは遠かったが 出来るだけ毎日通うようにした。医師や看護師、ソーシャルワーカーと話をすること、 事務的なこと、必要な備品を揃える・・・ それよりも、父の廃用症候群が 少しでも緩やかに、との願いを込めて話しかけたり、 タブレットで音楽を聞かせたり 囲碁の対局を見せたり・・・ 脳に刺激を与えたかった。今の父には、私が笑顔を見せる事しか 心がホッとする時間はないだろうから。父の半身は麻痺していたが、 動くほうの手を、私が帰るときには 少し動か…