行ってみたい本屋さんがあったので車を飛ばして行ってみたら休みであった。嫁と意気消沈しながら横を見ると、小洒落た外装のカフェがあったので、そこに入ってみることにした。 コーヒーと黒ごまシフォンケーキを注文した。どちらもとても美味しかった。陶器でできたカップもおしゃれでとても気に入った。今度こそ本屋が開いてるときに来て、そのときにまた来ようと思った。 ぼくの席の後ろの棚に文庫本が10冊ほど置いてあって「ご自由にどうぞ」と書いてあった。嫁が「1冊取って」と言うのでその中から聞いたことのある作者の小説を取って嫁に渡した。 しばらくしてコーヒーも飲み終わり、そろそろ店を出ようかと思ったそのとき、嫁が本を…