きのう通天閣の下で味わったたこ焼きと変な酒 きのうの仕事帰りに新世界に寄った。 真っすぐ帰ろうと思っていたのだが、地下鉄の電車の中で急に咳が出て、恵美須町の駅で降りざるを得なくなった。 咳は駅のホームですぐに止まり、「せっかくだから、いつものように新世界の街を歩くか」と思った。 猫を探しながら歩き、通天閣の下に差し掛かったとき、「たこの家(や)」という名の小さなたこ焼き屋が目に入った。 「通天閣の真下のような場所でたこ焼きか。悪くないな」と店の窓から店員に声を掛けた。 店の外に置かれたテーブルで味わったのは、たこ焼きとピンクに染まった変な酒だった。 庶民の街・新世界で作られた庶民の味・たこ焼き…