2020年の企業倒産件数は、前年比、7%減の7,773件で1990年以来の低水準でした。 負債総額は、14%減の1兆2,200億円で、3年連続で減少しました。 負債総額が、217億円のエアアジア・ジャパンや、138億円のレナウンなどの大型倒産が増えた半面、負債総額の比較的小さい倒産は、減りました。 これは、民間金融機関による、融資などの下支えによるものと思われます。 製造業の倒産件数は、減りましたが、反面、コロナ感染の影響が大きかった、宿泊などの業種は、倒産件数が、増加しました。 コロナ以前から、人手不足などで倒産が、増加傾向にあり、コロナ禍で、更に件数が、増加するものと思われましたが、懸念ほ…