マクドナルドが発表した2025年1Q決算で、世界の既存店売上が1%減少。特に米国市場では3.6%の大幅減となり、関税政策と物価高騰が低中所得層に直撃。CEOは「2桁台で顧客が減少」と述べた。一方で、日本や中東では好調を維持。世界中で“安さの象徴”が変わりつつある。 マクドナルドが売上減背景に関税と生活苦 広告の下に記事の続きがあります。ペコリ 「マクドナルドに行けなくなる時代が来るとは――」そんな声がSNSに並び始めている。世界最大の外食チェーンが発表した最新の四半期決算は、前年比1%の売上減少という意外な数字で始まった。背景にあるのは、関税政策の揺らぎと生活者の“外食離れ”。そして、アメリカ…