新選組でいちばん強かった男「吉村貫一郎」。実在の人物らしいですが史実とはちょっと違うようです。渡辺謙主演のドラマもありますが、私は浅田次郎の原作を読み中井貴一主演の映画を観ての感想です。これも「涙ボロボロ」ですね。 東北「南部盛岡藩」の下級侍。学があり北辰一刀流免許皆伝の腕前でありながら貧しさゆえ脱藩して新選組に身を寄せます。命を捨てた他の隊士らからは「守銭奴」「田舎侍」などと罵られながらも金に執着し生き延びようとします。 ここからは私見です。この映画の主題は「義」です。誰のための「義」。幕府?家族?おそらく「義」は幕府のためだけでしょう。家族のために「義」は必要ありません。しかし「義」を尽く…