〜「自分自身のOS」で、自由を買い戻す〜 第1部で述べた「価値観の地殻変動」により、現代社会は善悪や美醜を「損得」の従属変数へと引きずり下ろした。第2部で見たように、かつての強者たるブランドや政党すらも、その濁流に呑み込まれ、自らの魂を切り売りして延命を図っている。 この殺伐とした「合理性の砂漠」において、私たちは「スネ夫」として賢く寄生し、アルゴリズムの一部として生きるしかないのだろうか。私は、そこに「否」を突きつけたい。この砂漠で生き延び、さらには自由を勝ち取るための道は、実は極めてシンプルで論理的なところに存在する。 ① 「信」なきシステムからの出口戦略 公正な再分配を機能させず、既得権…