陸奥伊達一族 (読みなおす日本史) 作者:富雄, 高橋 発売日: 2018/06/12 メディア: 単行本 鎌倉時代、源頼朝による奥州合戦に従軍し、石那坂の戦いで戦功を挙げた常陸入道念西が、頼朝より伊達郡の地を与えられ、伊達朝宗(ともむね)を名乗ったのが伊達氏の始まり。 念西は山蔭流の待賢門院非蔵人藤原光隆の息子である朝宗(母は源為義の娘)に比定され、朝宗の曽祖父である常陸介実宗の代に伊佐、若しくは中村と称した。 政宗は九世と十七世の二人がいる。 鎌倉時代の奥州は葛西、留守という奥州惣奉行、建武中興期には、伊達、結城が頭角を現してきた。 足利一門で奥州探題の大崎、畠山の配下にあった伊達を鎌倉の…