今回は、「自己抑制の低下」についてお送りします。 「自己抑制の低下」について皆さまに知っていただけますと幸いです。 <自己抑制の低下とは> 自己抑制の低下は、高次脳機能障害の一種で、病前に比べて抑制が効かず、感情や行動のコントロールができなくなっている状態です。 衝動的な行動を取ってしまったり、その場にそぐわない発言をしてしまったりすることがあります。 ちょっとしたことでイライラしやすかったり、すぐに腹を立ててしまったりするといった症状もよくみられます。 <周囲の対応> 自己抑制の低下がみられる方が不適切な言動をとった場合には、ご家族などの周囲の方は、決してその言動を批判しないで下さいね。 本…