自分自身の子供の頃の原体験というのは、人生の土台だし、故郷でもある。 学生時代は、とにかく、田舎を離れ親元を離れ、開放感の中、自由に好き勝手に日々を過ごしていた。 学業はそっちのけで、ひたすら遊んだ。今にしてみれば、懐かしい貴重な時間だったと思う反面、もっと、若いうちにできたことは沢山あったと思っている。 後悔しているというのではないが、仮に何かの縁で、バックパッカーで世界を周っていたら、当たり前だけど全く違う人生になったと思っている。 結局、学生時代の選択が今に至ると思えば、可も無し不可も無しと言ったところだろうか。 40歳過ぎるころから、自分の生まれ育った環境を語ることが増えてきた。特にベ…