藤井風さんの独特なイントネーション、岡山弁をとても愛おしく思うのに、ここ地元の方言がいちいち気に障るのは、母のことを疎ましく思う気持ちがあるからだと思う。 そもそも方言なんて、微笑ましい以外のなにものでもない。 だけど、標準語もしゃべれないのに常識・世間体のことばかり言う母が、悪い意味で、田舎者の代表のように思えてしまうのだ。 どこそこの誰それがどうしたこうした~とか、狭い世界の小さなことに目ざとく反応しては話のネタにして、誰かと価値観を共有したいらしい。 自分の知っていることが世の中のすべてだと思い込んでいるようで、まいる。 風さんは生まれ育った里庄町を田舎だというが、こういう問題で悩むこと…