偽りの記憶。 英語: False memory
誤った、あるいは強引な催眠療法などによって
虚偽記憶が植えつけられることがある。
宇宙人にUFOで誘拐されたなどというアブダクション現象も、
虚偽記憶の一種であるという。
なお、虚偽記憶という言葉は"false memory"の訳語としては適切だが、
日本語で訳すと「うその記憶」「うそつき」という意味が強調されてしまうため、
斎藤学らによって「過誤記憶」という訳語が提唱されている。
こんにちは。ココです。 注意欠陥多動性障害(ADHD)で自閉症スペクトラムな息子の行動と会話から何かのヒントを綴っていく当ブログへようこそ。 今日は「その時の景色や着ていた洋服、流れていた音楽などがハッキリと思い出せる」のに「実際は体験したことがない」「記憶とは違う事実だった」ということもある記憶の心理学「フォルス・メモリ」についてのお話です。 ● 記憶は時に「事実とは違う情報」に再構築されていきます。人間の記憶はそれほど確固たるものではなく、ゆらぎ、形を変えていきやすいものだということを頭の隅においておきましょう。 「毒親」を作り出す子供の記憶 記憶の心理学・記憶の移植実験 過去の記憶は「作…
記憶錯誤とは、実際には体験しなかったことや生じなかった出来事を誤って想起する現象です。記憶錯誤には、以下のようなものがあります。 想起錯誤:実際に体験したことを誤って想起する。虚偽記憶:実際に体験したことのないことを記憶しているように感じる。歪曲記憶:実際に体験したことを、事実と異なるように記憶している。忘却:実際に体験したことを記憶できなくなる。記憶錯誤は、誰にでも起こり得る現象です。しかし、認知症や脳損傷など、記憶障害を伴う病気では、記憶錯誤がより頻繁に起こることがあります。 記憶錯誤の原因は、まだ完全には解明されていません。しかし、記憶の形成や保持に関わる脳の働きの異常が、記憶錯誤の原因…
ロフタスとは、エリザベス・ロフタス(Elizabeth F. Loftus)のことで、アメリカ合衆国の認知心理学者です。1944年10月16日生まれ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身です。 ロフタスは、記憶の曖昧さや虚偽記憶の生成について研究しています。特に、事後情報効果と呼ばれる、目撃者の記憶を変容させる現象について、多くの研究を行いました。 ロフタスの研究は、司法の分野にも大きな影響を与えました。虚偽記憶が冤罪につながる可能性があることが明らかになったため、捜査や裁判においては、目撃証言の信憑性を慎重に判断することが求められるようになりました。 ロフタスは、2002年には、20世紀で最も影…
フォールスメモリとは、実際には起きなかったことを、起きたと信じ込むことです。日本語では「虚偽記憶」とも訳されます。 フォールスメモリは、さまざまな要因によって発生する可能性があります。例えば、以下のようなものが挙げられます。 間違った情報を繰り返し聞かされる誘導的な質問をされる強い感情を伴う出来事幼い頃の出来事フォールスメモリは、目撃者証言や被害者の証言など、司法の場面で大きな問題となります。また、心理療法においても、フォールスメモリを作り出すことが懸念されています。 フォールスメモリを防ぐためには、以下のようなことに注意が必要です。 情報は複数のソースから収集する誘導的な質問を避ける感情を落…
虚偽記憶(きょぎきおく、False Memory)は、個人が信じているが実際には起こっていない出来事や情報を含む記憶のことを指します。つまり、人が過去の経験や情報を誤って記憶してしまう現象です。 虚偽記憶は、私たちの記憶が信頼性や正確性に欠けることを示しています。記憶は個人の主観的な経験に基づいているため、時折、誤解や混乱、外部の影響などによって記憶が歪められることがあります。以下によく見られる虚偽記憶の例を挙げます。 想像力に基づく記憶: 人々は時折、想像力や空想から生まれる出来事を実際に経験したかのように記憶してしまうことがあります。このような虚偽記憶は、幼少期の出来事や遠い過去の出来事に…
虚偽の記憶とは、実際には起こっていない出来事を思い出すこと、または起こった出来事であっても、著しい歪曲や改変を伴って思い出すことです。虚偽の記憶は、暗示の影響、予備知識や期待の影響、感情の影響など、さまざまな要因の結果として生じる可能性があります。虚偽の記憶は、個人の思考、信念、行動に大きな影響を与える可能性があり、犯罪捜査や法的手続きにも影響を与えることがある。
ある日の返却本だっだような。しかし(職場の図書館では)予約殺到中… バカと無知―人間、この不都合な生きもの―(新潮新書) 言ってはいけない 作者:橘玲 新潮社 Amazon まえがきがあった:孤独な男がジョーカーに変貌するとき(『バカと無知』まえがき) – 橘玲 公式BLOG 脳はよい出来事よりも悪い出来事を強く経験し、記憶するよう「設計」されている ググったら、そうえばこう呼ぶんだったか:ネガティビティ・バイアス | 記憶に関する認知バイアス | 錯思コレクション100 被害の記憶はものすごく重要だが、加害の記憶にはなんの価値もない これが脳の仕様なんだと。しょうがないね。 とてつもなく巨大…
(タヴィストック研究所)タイムライン 前編 https://emanon4.hatenablog.com/entry/2024/08/05/161433 – 1947 ロックフェラー財団の助成金により、社会精神医学、グループおよび組織行動研究のための非営利組織としてタヴィストック人間関係研究所 (ロンドン) が設立されました。精神科医ウィルフレッド・ビオンが創設メンバーで、グループ心理療法、グループダイナミクスを専門としています。OSS はタヴィストック ガイドラインを使用して CIA になります。彼らの再定義された社会的使命は、オペレーション フェニックスと呼ばれました。スタッフ メンバーは…
2024年06月07日(Fri)の呟きは 20
一条真也です。『亜宗教』中村圭志著(インターナショナル新書)を読みました。「オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで」というサブタイトルがついています。著者は1958年、北海道小樽市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。宗教学者・編集者・翻訳家。昭和女子大学非常勤講師。ブログ『教養として読む世界の経典』、ブログ『聖書、コーラン、仏典』で紹介した本をはじめ著書多数。 本書の帯 本書の帯には、「なぜ、信じるのか?」という言葉を中心として、「妖精写真」「動物磁気」「エスパー」「反進化論」「臨死体験」「シンクロニシティ」「千里眼」「Qアノン」「ニューエイジ」「UFO」「ポスト…
読んだ本:情報文化研究所(山崎紗紀子/宮代こずゑ/菊池由希子)『情報を正しく選択するための 認知バイアス事典』フォレスト出版株式会社、2021年 初っ端から本題と関係なさそうな話をするが、最近私は「ペルソナ5ロイヤル(以下P5)」にハマっている。言わずと知れた、アトラス社制作の人気RPGゲームのナンバリング最新作、その完全版タイトルだ。だいぶ前に発売されたゲームなので(P5Rは2019年、無印版は2016年発売)今更という感がないでもないが、安くなっていたので年末年始の暇つぶしに何気なく始めたらゲームシステムといいストーリーといい面白くてのめり込んでしまい、全クリした今も強くてニューゲーム状態…
タクラーン村の少女 とは ※注意※ この記事は一般的に「怖い話」「恐怖映像」の類が登場します。 苦手な方、心臓の弱い方などはお気をつけください。 この記事の内容を引用するのは出典さえ明記してくれれば構いません(当たり前ですが)。 どんどん広めてもらって「タクラーン村の少女」の所在がわかったらぜひ私に教えてください。 「タクラーン村の少女」という動画をご存知でしょうか? 不気味な少女を映した映像なのですが、そもそも存在するのかさえ分からないとされています。この記事は、実体験も交え、「タクラーン村の少女」についてネット上で最も詳しく解説している記事のひとつだと自称します。ぜひ、お読みください。 タ…