将棋の棋士、谷川浩司九段の棋風。前進流ともいう。
「光速の寄せ」と呼ばれる終盤力は見事。 角換わりなどスピードを重視する序盤の切れ味にも鋭さが冴え渡る。
谷川流寄せの法則 応用編
小説家、ライトノベル作家。兵庫県西宮市出身。関西学院大学法学部卒。 2003年に「涼宮ハルヒの憂鬱」で第8回スニーカー大賞<大賞>を受賞。 『涼宮ハルヒの憂鬱』(角川スニーカー文庫)と『学校を出よう! Escape from The School』(電撃文庫)が同日2003年6月10日発売され同時デビューを果たす。
今回は長らく検討しようと思っていた谷川流『涼宮ハルヒの直観』(2020)中の長編「鶴屋さんの挑戦」を考察する。ミステリーにおける「後期クイーン的問題」と涼宮ハルヒというキャラクターの特性を組み合わせた興味深い作品であり、ここでは作品全体の構造を概観した後で、本作独自の〈後期クイーン的問題の解消〉を検討し、そこから哲学的考察へと跳躍する。 【以下、本作の核心に触れる。頁付は角川スニーカー文庫版による。】
谷川流著『涼宮ハルヒの』 涼宮ハルヒシリーズと言えば、2021年に刊行された【涼宮ハルヒの直観】が話題になりましたね。9年ぶりの新作という事で、待ち望んだ人も多かったのではないでしょうか。 purasuarufainburogu.hatenablog.com かくいう僕も直感の発売日にはすぐに書店で購入しました。 そんな前作の発売からおおよそ3年。涼宮ハルヒの劇場が発売されました。当然本書を購入、そして読了したわけですが、こちらも前作や前々作に劣らず面白い作品でした。 まず、物語は何の前触れもなくファンタジー世界をめぐる冒険から始まります。例の文芸部室から、ではなくです。一体何が起こっているの…
2005年の古いラノベ、『絶望系 閉じられた世界』を読んだので感想。電撃文庫から出版、作者は谷川流。刊行当時読んだはずだが、すっかり中身を忘れていた。 あらすじ:家に悪魔と天使と死神と幽霊が来て困っている、という友人・建御からの相談を受けて彼の部屋を訪れる主人公・杵築。天使と悪魔と死神との噛み合わない会話に疲弊する建御と共に、杵築は幽霊の少年が殺された事件を調べはじめる。猟奇殺人にたどり着く二人だが、その先にはさらなる絶望が待ち構えていた。という作品。 以下、本作の感想と共に、当時を振り返って色々と。
目次: 1. はじめに 2. 2009年の感想 3. これまでの13年間 4. 2023年の感想 1. ハルヒは『不思議探索パトロール』に何を願ったのか 2. なぜクライマックスの舞台が学校であったのか 3. 『異世界人』とは誰なのか 5. おわりに 1. はじめに サンタクロースをいつまで信じていたかなんてことはたわいもない世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、それでも俺がいつまでサンタなどという想像上の赤服じーさんを信じていたかと言うとこれは確信を持って言えるが最初から信じてなどいなかった。 それは単に俺の家にとって文化的な意味でのクリスマスが新幹線という近代文明の象徴が影も…
まえがき このブログは谷川流先生のライトノベル『涼宮ハルヒシリーズ』や同じく谷川流先生原作、いとうのいぢ先生のキャラ原案、京都アニメーション制作のアニメ、『涼宮ハルヒの憂鬱』について自分的考察で解説するブログです。 まだ涼宮ハルヒシリーズを知らない人も、ずっとファンの人も好きになってくれるようなブログにしていきます! 涼宮ハルヒシリーズとは? 谷川流作、イラストいとうのいぢのライトノベル。ジャンルは学園・SF(世界)・恋愛(?)系にあたる。物語は、ごく普通な高校生活の細かい描写と、現実離れした展開を組み合わせた内容になっている(自分的考察)。 ちなみに始まりは男子高校生キョンの視点から一人称形…
8月終わりですか。 9月中頃な気がする定期← 夏に入ってから。 だいぶ、体感的な日付感覚が。 実際の日付感覚に合ってきてたんですけども。 日が早く落ちるようになり、鈴虫の音色が聞こえてくると。 ダメですね。 もう9月中頃って感じがしてきます。 だって、9月の中頃でも。 充分、暖かいじゃないですか。 今も、暖かですし。 たまに長々と雨が降るので。 あぁ、雨が淫しているなぁって。 思い始めます──ん。 「淫」って字ですけども。 度が過ぎる、と言う意味があります。 度を越して熱中する、とか。 なので「淫」って字自体にR指定がかかりそうな意味は……あることもあるしないこともあるってことで← それに、長…
【作者リスト】 「涼宮ハルヒ」シリーズを執筆した谷川流氏の作品の内、感想を書いている作品をまとめました。あくまで、自分が感想を書いた作品を並べたということを、ご理解下さい。 谷川流作品について 涼宮ハルヒシリーズ // 谷川流作品について 第八回スニーカー大賞を受賞した「涼宮ハルヒの憂鬱」から、涼宮ハルヒシリーズの伝説は幕を開けた。ライトノベルにおいて、これほどまで多くの人に愛され、未だに語られることが、このシリーズが伝説であるということを物語っている。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。」 そんな文言を一度は聞いたこ…
こんにちはこんぱんは。プラスアルファでございます。 今回も一冊読み終えましたのでご紹介を。 今回ご紹介するのはこちら。 谷川流著『涼宮ハルヒの直感』です。 実に涼宮ハルヒシリーズ約9年振りの最新刊!もはや前巻の内容を忘れた、という方もいらっしゃったのではないでしょうか!もちろん僕もその一人です!笑 イラストは変わらずいとうのいぢ先生。さすがに9年振りともなるとイラストの雰囲気もだいぶ違っていますね。 ページ総数は441ページとライトノベルとしてはなかなかのボリューム。発売の瞬間を今か今かと待っていたファンにとっては嬉しいことです。 さて、本作は谷川流さん9年振りの最新刊ということで、一体どんな…
引きこもり役の松山ケンイチは喪主をやった。 私は父が亡くなったとき、喪主を弟に押し付けて逃げた。 喪服も持っていない何も出来ない葬儀の場には居たけどギリギリまで隣室の待合室にこもっていた。 大勢の人の前に立てるのならひきこもりになっていない。 ヒキ役の松山ケンイチはヒキ歴10年、私は10数年・・・その差は大きかった。 ドラマ自体はよく出来ていて楽しく見れたけど、唐突に終わってあっけなかった。 3週間位に分けて作ってくれても良かったなあ。 torneで録画したのでまた気が向いたとき見てみようかな・・・ 氷河期世代とひきこもりは切っても切れない深い関係。 自分(氷河期世代)も病んでいるとき弟にあた…