♫ 娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背をむける人・・・ 季節にそむいた冬のつばめよ 吹雪にうたれりゃ寒むかろに ヒュルリヒュルリララ ついておいでと啼いてます ヒュルリヒュルリララ 聞き分けのない女です・・・♪ (『越冬つばめ』森昌子 作詞:石原信一 作曲:篠原義彦) 昭和の終わりごろの大学ゼミ同期たちと新年会を兼ねた同窓会。 大阪のビヤホールに居た。 すでに、みんなが、1杯目のジョッキを空にしていた。 メーカー勤務の伊平が、ため息をついている。 伊「いいなぁ・・・おおさかわ・・・」 A「どうしたんだよ、急に正月からため息なんかついて?」 伊「あのな、おれ今、転勤で北陸支店勤務なんだよな…