このフィクション、実にリアル!!! 単行本が 2014年2月に刊行された。 ”ある計画の遂行と挫折、それに関与した一人の男のその後の生き様、彼の遺言への判断と選択”がテーマとなっている。 「事実は小説より奇なり」というから、一般国民の知らぬところで、同種の開発が秘密裏に進行していた、あるいは現実にしているとしても不思議ではない。そんな思いにとらわれる作品である。 だからこそ、福島原発爆発事故という事実が突きつけられても、原発再稼働の圧力、プルトニウムの再処理というものにこだわっている一群の人々が存在するのではないか。そんな思いにとらわれてしまう。NUCLEAR=原子力=核兵器というつながりへの…