享和元年(1801年)。7月。7月、犬山の城内へ乱心した坊主が駆け込んで天守の上に飛び上がり、ちょうど虫干しのために出ていた陣羽織などを取り散らかし、大騒ぎする。捕り手の者が駆け寄ると、松の枝に上って天守に入り太鼓を打ったので、犬山の武士小路・町々ともに大騒ぎとなり、すぐに生捕にして牢に入れる。盆中、梵天が少し出る。踊りはこの春の倹約の触れのため遠慮する。古渡あたりでは計画するが中止する。この頃、楊弓があちこちで流行る。熱田□女歌舞伎の興行が行われる。8月。8月11日、12日、玉屋町覚正寺にて本草の会を開く。南寺町光明寺北の門が12日頃より開く。同寺で京都嵯峨二尊院本尊阿弥陀如来、釈迦如来、円…