にほんブログ村 北神伝綺(原作・大塚英志・画:森美夏) 柳田國男(1875〜1962)さんという人がいます。 兵庫県出身の民俗学者で岩手県の遠野物語を明治43年に発表した人物として有名です 本作は、その柳田國男さんではなく、その弟子 兵頭北神(ひょうどう ほくしん)(実在するかしないかは読者の解釈次第です) が主人公です 舞台は昭和初期の日本 彼は柳田國男の弟子でありましたが、諸事情あって破門され、作中では満州の地において拝み屋を営んでいます。 仕込み杖の使い手で、常人を遥かに超える身体能力を持っており 破門の際、師である柳田から山人に関する資料を大量に押し付けられて、その資料の保管係となって…