異気集合論というのは、単に霊魂の成り立ちではなくて、すべての存在にあてはまる理論のように思えてきます。目にすることができる存在物にはすべて霊魂が宿るというのが算命学の考え方ですが、存在の構成元素として霊魂をとらえると、異気集合論はすべての存在に充当できます。 自動車とは何かを語ろうと思うと、いくらでも答えが出て来て、単体としての自動車を語ることはできません。すべての存在とは、そのものの実態を持たない複合的なものと解釈できそうです。 人間を車に喩えると、本能がガソリンというのはわかるような気がします。ボディーが肉体もその通りでしょう。心がエンジン及びアクセルとすると、実際に車を動かしているのは、…