靖國神社は、東京千代田区にある神社。
明治2年(1869年)6月29日 東京招魂社として明治天皇の命により建立。
戊辰戦争(1868年)の明治政府軍の戦没者を祭る為に創立された。そのため怨親平等の思想はない(→鎮霊社)。
明治12年(1879年)に「靖國神社」(靖国神社)と改称。
1959年に厚生省の祭神名票に基づき最初のA級戦犯を合祀。
1967-78年に昭和殉難者として東条英機ら東京裁判のA級戦犯14人を合祀。
A級戦犯を合祀したことで、1985年の中曽根首相の公式参拝以降、閣僚の参拝がしばしば外交問題となって来た。特に、アジア全土からの批判が多く、「靖国神社=A級戦犯とヒトラーのような存在」としてトラウマを抱えている人がいるからだと言われている。
境内には、東京都の桜の開花宣言の基準となる標本木がある。
欧米のマスコミは靖国神社をwar shrineと称している。