日本古代史の勉強をしていて、田中英道先生のお名前を拝見する機会がありました。 この本は、定価7,000円の本なので、簡単に入手とはならないのですが、個人的に日本人のルーツとはと、色々な文献に目を通して来ましたが、その中で田中先生の資料を拝見するにあたり、とても興味深い考察だと思っています。 今まで日本建国の起点を「邪馬台国」「倭」「倭国」「大和」とした考察の書物ばかりで、一例ですが日本武尊の東征の意味も曖昧であったり、ホツマツタエに出会って、新たな発見もありましましたが、視点がどうしても弥生系渡来人の西日本版のストーリーなんですよね。 当然、記紀編纂が拠点を奈良や京都にした考え方なので、東日本…