先日、苫小牧市に行ってきたので、静態保存されているC11を見てきた。 苫小牧市の科学センター前庭に置かれているC11 133号機。看板に愛称は「たるまえ号」とある。 苫小牧なので、いかにも日高線で活躍していた機関車のように思えるが、この釜は現役時代は深川(留萌線・深名線)、釧路(標津線・釧網線)で運用されていたようで、苫小牧には縁がなかった釜であったようである。 C11 133号機は、C11の2次型。1938年(昭和13年)に汽車製造株式会社(通称汽車会社)が新製。 当初は本州の配属となったようだが、1941年には北海道、深川区に移動となり、その後は深川区朱鞠内支区を経て、1949年に釧路区標…