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KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

2016-06-11

kafkárna! コミックマーケット90当選報告

同人誌の既刊本が国立国会図書館東京本館及び京都府関西館内にて閲覧可能になっています。御興味があられる方は、同館にお越し下さい。

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.2 盗用篇」

「ガッキィハンター日垣隆検証本vol.3 雑誌・書籍篇」

「猪瀬直樹検証本 作家篇」


同人ダウンロードショップのDLsite.comにて、同人誌の既刊「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」及び「猪瀬直樹検証本 作家篇」電子書籍販売中です。

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」



「猪瀬直樹検証本 作家篇」



 ファイル形式はPDFファイル、価格は「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」が1,512円。「猪瀬直樹検証本 作家篇」が1,080円です。



・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録 〜 日垣隆 研究報告 〜」「日垣隆(Wikipedia)」「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。

・当ブログへの御意見・御感想は、下記のメールアドレスまで御連絡下さい。日垣センセイの学生時代など、情報提供もお待ちしております。情報源の秘密は厳守します。また、貴重な情報をお知らせいただいた方には、謝礼も検討していますので、宜しくお願いします。
kafkaesque1924@gmail.com


2ちゃんねる日垣隆スレから。

866 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2016/05/03(火) 19:45:28.51 ID:8QVy7NWw.net [1/1回]
kafkaesqueさん、おつかれ〜
検証最後の年だから、単行本が出るから華麗な締め(壮大なツッコミ)ができるねって書こうと思ってたところだったよ
でももう仕方ないよね、
昨年後半以降の垂れ流しと変わり無いのは目に見えてるし、モチベーションあがらないよね
まあ、ここで細々と検証は続くと思うしね
ともあれ、日垣隆実態を暴くのにkafkaesqueさんは貢献した
結果的に見て見ぬふりしてる業界人の偽善性を暴くのにも貢献したね
これまで、ありがとね〜


 こちらこそ、ありがとうございました。当ブログの更新は、今夏のコミケまで細々と続きます。その後も、日垣センセイ関連で何か重大な動きがあった場合には、例外的に取り上げる予定です。宜しくお願いします。


・先月21日頃に発売された日垣センセイの4年半ぶりの新刊『脳梗塞日誌』(大和書房、2016年5月16日第1刷発行)。日垣センセイも暗に認めていますが、さっぱり売れていないそうです*1。話題になっているのも、ネットの片隅というか、ごく一部のようです。













 僕(当ブログ管理人)も遅ればせながら、某新古書店にて購入し、ざっと読みましたが……有料メルマガ「ガッキィファイター」の連載分をほぼそのまま引き写しただけの御粗末な代物でした。例によって例のごとく、と言えばそれまでですが。それにしても、稀に見る悪文と支離滅裂でワンパターンな自慢話が満載の内容で、どうにも読み辛いです。

 文章の巧拙も含めた内容の真偽云々については、既にAmazonレビュアー懸垂百回】さんの他、上記の真中寛さんらが検証されていますが、2ちゃんねる日垣隆スレでも、版元の大和書房にメールで問い合わせてくれた方がいるそうです。

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日垣隆氏の新刊「脳梗塞日誌」の内容真偽について - Togetterまとめ

82 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2016/05/26(木) 09:22:29.89 ID:EhxWLKEh.net [1/2回]
大和書房の「問い合わせ」にこんなの書いておくってみた。

脳梗塞日誌」日垣隆著について

5月21日発売の「脳梗塞日誌」日垣隆著について疑問が有ります。
そんなものがいるとして、貴社の編集者はこの「闘病記」のウラを一つでも取ったのでしょうか?
著者の主張するところによれば、
(a)2015年11月25日にグアムのホテルでたおれて、海軍病院に6泊7日。
(b)2015年12月1日に成田搬送。一旦自宅に帰る。
(c)2015年12月2日より、都立病院に9泊10日。
(d)2015年12月11日より、初台リハビリテーション病院に入院。
といった経過を辿ったことになりますが、これらの経過のどれか一つでも、実際にそうであると
確認したのですか。

はっきりと、これらに反するしかも彼自身の語る証拠があります。

(1) http://gfighter.net/credo/151209004662.php
2015年12月5 日(土) クレド学習会記録音声CD】
(2) http://gfighter.net/credo/160208004812.php
2016年2月6 日(土) クレド学習会記録音声CD】

上記二つのURLは、彼日垣隆氏が運営するサイトの、かれが本書の「あとがき」でも触れている
勉強会の音声販売のページです。2015年12月も「勉強会」は開催され、その二ヶ月後になる
2016年2月のページには、ご丁寧に「日垣、2カ月ぶりの登壇」とありますし、(1)の方のCDラベル
上のホワイトボードに向かう人は、日垣隆そのひとではありませんか?

冒頭の(a)(b)は全くの虚偽。(c)は12/7頃から、(d)は12/17頃からと考えます。
これら疑問点について、満足いく回答が得られない場合。Amazonのレビューやその他出来うる
限りの手段で公の場にて、疑問点をぶつけて問いたださせて頂きます。


ここには書かないけど、ちゃんと投稿フォームには氏名、メールアドレスは添えてある。
二三日後に直接電話してみるか。


176 : 名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2016/06/04(土) 11:48:13.17 ID:YDECJc6W.net [2/3回]
>>82
返事来てた。

×× × 様

ご質問の件です。

下記、××様が「証拠」とされる、
2015年12月5日のCDラベルの方はクレドの講師であって、日垣さんではありません。
確かにこの画像だけ見ると背格好が似ていなくもない(?)ですが、
実物CDをご覧になれば顔が違いますし、中身をお聞きになれば日垣さんが当日参加さ
れていないことがお分かりかと思います。
2016年2月5日の「日垣、2カ月ぶりの登壇」は、
クレド学習会から2カ月ぶりではなく11月25日に倒れてから2カ月ぶり、という意味
です。
病院の入院日時も確認しております。

以上よろしくお願い致します。

大和書房編集部
×宮×美子


 実物のCDを聞けば……と大和書房編集部の方は言いますが、日垣センセイの公式サイト「ガッキィファイター」で該当するCDを購入する際に、こちらの住所氏名などの個人情報晒すことになりますから、予算云々はさておき、実行は困難です。

 ともあれ、真中さんも指摘しているように、新刊の「津波ー病院とある特老を思う」(P230〜237)での東日本大震前後の移動の日時を巡る記述の食い違いとか*2、エアリビア訪問記*3がまたしても書かれていたのには、苦笑を禁じえませんでした。




 まあ、日垣センセイの新刊については、その他にもいくつか個人的に気になった点がありますから、いずれ当ブログにて改めて取り上げる可能性もあります。


・日垣センセイ、未だに町山智浩さんへの陰湿な誹謗中傷を続けています*4。その挙句、上杉隆にすり寄って共闘を呼び掛けているみたいですが*5、町山さんも呆れています。




 日垣センセイと上杉隆、類は友を呼ぶのでしょうか。なぜか日垣センセイは、以前から上杉のことを高く評価しているようですが*6

 
コミックマーケット90に当選


 本題。今回も2016年8月12日〜8月14日に開催予定の世界最大の同人誌即売会コミックマーケット90に当選しました。コミケ当選は、これで通算5度目になります。



 日時、場所、配置位置、サークル名を明記しておきます。コミケカタログ(Web)でブースの配置位置を確認したところ、唐沢俊一のサークル「NO&TENKI 商会」(8月14日/日曜日東ペ60a)のすぐ近くだったとは、予想外でしたが……。隣が唐沢のサークルだったC86の時といい、偶然って、つくづく怖いです*7

日時:3日目(8月14日/日曜日)

場所:東京ビッグサイト

配置位置:東ホール ペ55b

サークル名:カフカールナ!


 サークルの詳細については、コミケカタログ(Web)なども御参照下さい。本格的な更新はこれからですが。

 そして今回の出し物は、拙著「ガッキィハンター」シリーズの第4弾にして最終巻となる「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.4 落日篇(仮)」を予定しています。内容的には、日垣センセイの生涯を分析し、網羅した伝記風の代物になりそうです。これを以て、同人誌「ガッキィハンター」シリーズは正式に完結します。


 「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.4 落日篇(仮)」


 これ以外にも、既刊「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.2 盗用篇」「ガッキィハンター日垣隆検証本vol.3 雑誌・書籍篇」「猪瀬直樹検証本 作家篇」]の再販も予定しています。

 今回も同人誌の委託等はしません。一方、後日、新刊の国立国会図書館への納本は検討しています。 

 前々から繰り返し告知していますが、今回の夏コミを最後に、本サークル「カフカールナ!」の活動も無期限の開店休業状態に突入するつもりです。今後の活動は未定です。

 皆様、最後のコミケになるでしょうが、どうか宜しくお願いします。


★参考資料

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日垣隆氏の新刊「脳梗塞日誌」の内容真偽について - Togetterまとめ

コミックマーケット公式サイトへようこそ

東京ビッグサイト(東京国際展示場)

フランツ・カフカ - Wikipedia

地域研究資料へのいざない ?エッセイ?|CIAS京都大学地域研究統合情報センター図書室

脳梗塞日誌  ~病棟から発信! 涙と笑いとリハビリの100日間

脳梗塞日誌 ~病棟から発信! 涙と笑いとリハビリの100日間

変身 (新潮文庫)

変身 (新潮文庫)

審判 (新潮文庫)

審判 (新潮文庫)

城 (新潮文庫)

城 (新潮文庫)

変身・断食芸人 (岩波文庫)

変身・断食芸人 (岩波文庫)

審判 (岩波文庫)

審判 (岩波文庫)

カフカ短篇集 (岩波文庫)

カフカ短篇集 (岩波文庫)

カフカ寓話集 (岩波文庫)

カフカ寓話集 (岩波文庫)

変身 (角川文庫)

変身 (角川文庫)

審判 (角川文庫クラシックス)

審判 (角川文庫クラシックス)

アメリカ (角川文庫)

アメリカ (角川文庫)

変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)

変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)

城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

城―カフカ・コレクション (白水uブックス)

ミレナへの手紙

ミレナへの手紙

夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー (149))

夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー (149))

絶望名人カフカの人生論

絶望名人カフカの人生論

カフカ 田舎医者 [DVD]

カフカ 田舎医者 [DVD]

審判 [Blu-ray]

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*1Facebook 有料メルマガ「ガッキィファイター」2016年6月1日号『脳梗塞になっちゃった(17)愚痴は言わないっ 』「昨日も精密検査が続いていた。最新刊『脳梗塞日誌』はよく売れていない気配みたい。皆さんの応援を初めて心からお願いしたい気持ちになった。本職だしね。」

*2真中寛さんのツイート: "@hga02104 この事ですか? 「日垣隆氏の新刊「脳梗塞日誌」の内容真偽について」 https://t.co/ppSpJ5bqJx あと、添付した画像の件はどう解釈すべきですかね? https://t.co/Ok2mGBLWU6"

*3痴愚神自讃ー検証・日垣隆『電子書籍を日本一売ってみたけれど、やっぱり紙の本が好き。』(その弐) - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会) グリザイユの洗礼ー【告知】同人誌の電子書籍の販売について - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

*4日垣隆(T-Higaki)さんのツイート: "町山氏の陰陰謀軍団に、今回は新刊「脳梗塞日誌」について、「日垣が発病したのはグアム島ではない。東京だ」とか「急性期からリハビリ期の転院は12月11日ではなく17日」という、まあどうしましょ、こういう人たちはここまで堕ちるの 日垣隆(T-Higaki)さんのツイート: "リビアに行かなかった疑惑とか、何もかも町山君のデマにーーバカらしくてまともに相手になかった。が、日本人ライターが最低5人、本当に潰された。出版テレビ関係者にはチケットやパスポートなど見せてあげた。信頼してなかったクズは

*5日垣隆(T-Higaki)さんのツイート: "わが尊敬する上杉隆さんも、あの町山智浩に5年間にわたり私刑を続けられ、事勿れ主義の編集者やプロデューサーたちは、身を引いていきました。私に対しても町山智浩は執拗に捏造と仕事破壊を繰り返してきましたね。5年たってから彼の

*6日垣隆(T-Higaki)さんのツイート: "私より若い世代の活躍ほど嬉しいものはない。もちろん私も死ぬまで現役でいるつもりだけれど、しばしば嫉妬で賞をとらせぬ選考委員や、同業者が悪し様に言うことでウサを晴らすのも世の常なのか。私は上杉隆さんの仕事を高く高く評価

*7http://d.hatena.ne.jp/kafkaesque/20140607/1402154984

2016-05-03

Gakky of the Endー日垣隆検証雑感(その参)

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 ファイル形式はPDFファイル、価格は「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」が1,512円。「猪瀬直樹検証本 作家篇」が1,080円です。



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kafkaesque1924@gmail.com


●当ブログ管理人、日垣隆検証の正式な終了を宣言……!


 前々から繰り返し告知してきましたが……本エントリーを以て、当ブログ開設以来、2011年12月から足掛け4年半も続いた日垣センセイの検証の正式な終了を宣言します。今迄、当ブログをご愛顧してくれた方々には、長年、拙文にお付き合いいだだきまして、感謝の気持ちを抑えられません。

 実を言うと、検証それ自体は先月にアップした日垣センセイの家族を考察したエントリーで、一通り終了していました。その後、日垣センセイがこれまた約4年半ぶりに新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)を出すことが判明したのは、些か誤算でした。とはいえ、ブログ開設当時から「ここまでやったら、日垣センセイの検証も終わりにしよう」と大体の目安は付けていました。まさか、ここまで長丁場になるとは予想だにしませんでしたが。

 日垣センセイの検証を正式に終了するに至った最大の理由としては、検証をほぼやり尽したこともさることながら、今後、日垣センセイが再浮上する可能性は極めて低く、完全に過去の人になり下がったと判断したこともあります。日垣センセイは業界はおろか、ネット・実社会でも文化人としての影響力が皆無です。「日垣隆、誰それ?」が一般的な認識でしょう。最早、検証する価値も無くなりつつあり、僕(当ブログ管理人)のモチベーションが上がらないことも要因です。正直、検証を始めたころの意欲と情熱と根気が萎えてしまっています。日垣センセイが今度の新刊で、ライターとして劇的な復活を遂げるのであれば、話は別ですが。

 日垣検証で、まだやり残したことは無いのか、と問われると、特にはありません。日垣センセイの雑誌連載分で、単行本未収録のコラムなどの検証も企画して資料を集めていましたが、結局、大した内容ではなかったので見送りました。強いて言えば、心残りとしては、日垣センセイの家族・親族、友人知己、担当編集者などの関係者に直接会って、話を聞くことが叶わなかったことでしょうか。日垣センセイの幼少期、学生時代、仕事相手としての現在に至るまでの印象なり、生のエピソードを改めて聞きたかったです。

 尚、日垣検証は正式に終了しますが、予定通り当ブログは今後も閉鎖せずに無期限の開店休業状態に突入します。但し、幣サークル「カフカ―ルナ!」の活動は、日垣検証本のファイナルを出すまで続けます。日垣検証本のファイナルは、今年の夏コミか、それ以降のコミケに当選した場合に出します。当ブログも「カフカ―ルナ!」の活動が終了するまでは、それらの告知のための更新はしていきます。

 無論、日垣センセイ関連で、何がしか重大な情報なり、ニュースがあった場合には、当ブログを急遽更新することはあり得ます。日垣センセイの例の新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)についても、発売から時間を空けて、番外篇として取り上げて検証する可能性があります。当初、計画していた当ブログ版「日垣隆年表」の作成も。当ブログへの御意見・御感想の他、日垣センセイを直接知る方々からの情報提供は、上記のメールアドレス等にて引き続きお待ちしております。

 最後になりましたが、飽きっぽい性分にも関わらず、完走を成し遂げてゴールすることができましたのは、皆様のお蔭様です。本当にありがとうございました。この場を借りて、御礼申し上げます。


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ラブライブ! サンシャイン!! B2タペストリー

ラブライブ! サンシャイン!! B2タペストリー

2016-05-01

この素晴らしい売上に祝福を!ー日垣隆の4年半ぶりの新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)について

同人誌の既刊本が国立国会図書館東京本館及び京都府関西館内にて閲覧可能になっています。御興味があられる方は、同館にお越し下さい。

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「ガッキィハンター日垣隆検証本vol.3 雑誌・書籍篇」

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・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録 〜 日垣隆 研究報告 〜」「日垣隆(Wikipedia)」「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。

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日垣隆の4年半ぶりの紙の新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)

 ツイッターでも速報しましたが、日垣センセイの約4年半ぶりの紙の新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)が、今月21日頃に発売されるようです。



 価格は税込で1,512円。頁数は280頁。版元は『知的ストレッチ入門-すいすい読める書けるアイデアが出る』(大和書房、2006年10月5日第1刷発行)、『ラクをしないと成果は出ない』(大和書房、2008年5月30日第1刷発行)などで付き合いのあった中堅出版社の大和書房。内容は単行本のための新規書き下ろしではなく、有料メルマガ「ガッキィファイター」で現在も連載中の虚実ないまぜの脳梗塞(?)の闘病記をまとめたものらしいです。てっきり、kindle等の電子書籍で出すと予想していましたが。恐らく、日垣センセイは「脳梗塞の闘病記なら、需要がある!」と見込んで、旧知の編集者に売り込みをかけて仕事にありついたようですが、講談社文藝春秋新潮社などの大手出版社からは断られたのでしょうか。内容が内容なだけに。日垣センセイの似非闘病記、通常ならば刊行に当たって、大幅な添削、修正を編集者から要求されてもおかしくない代物ですが、大和書房はほぼノーチェックで出しそうな予感がします。というか、本当にあの内容で出すのか。

 既にいくつかのネット書店にて予約が始まっていますが、現時点では大和書房の新刊案内のページでは正式な告知は無く、日垣センセイの公式サイト「ガッキィファイター」はおろか、有料メルマガ等でも何のアナウンスもありません。

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楽天ブックス: 脳梗塞日誌 - 病棟から発信!涙と笑いとリハビリの100日間 - 日垣隆 - 4479795235 : 本
脳梗塞日誌 / 日垣 隆【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
オンライン書店 Honya Club.com:本・コミック: 脳梗塞日誌/日垣 隆

 上記の新刊のキャッチコピーは、「世界でも例を見ない、入院中に書き綴られた脳梗塞患者のリアル手記。――2015年11月、海外で突然脳梗塞に倒れ12月にリハビリ病院に入院。脳梗塞患者の身に起こっていること、リハビリの日々をノンフィクション作家が赤裸々に綴る。衝撃的にして希望の書!」とのことですが、まだ「去年11月に海外で……」とあの設定を続けるのか。というか、2013年5月30日にジャーナリストを正式に引退したのに、肩書ではノンフィクション作家を名乗り続けているとは。

ノーマネー・ノーライフ 日垣隆関連情報まとめ(その参) - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)
Good-bye, journalist!−日垣隆「ジャーナリスト廃業宣言」 - KAFKAESQUE(日垣隆検証委員会)

 それにしても、久々の新刊とはいえ、信者以外で有難がって購読する奇特な読者が、何処までいるのやら見当もつきません。日垣センセイの脳梗塞云々を信じてエールを送っていた猪瀬直樹勝谷誠彦氏など旧知の友人知己は購読する可能性はありますが。帯に推薦文が付くとしたら、誰が書くのでしょうか。運が良ければ、新聞・雑誌の書評欄でも好意的に取り上げられ、テレビのワイドショーなどでも話題になる展開も僅かながらあり得ます。それでも初版でせいぜい5千部前後でしょうか。まあ、脳梗塞闘病記には、一定の需要があることは認めますが。大和書房は全国紙での新聞広告なども大きく打つほうですから、そこそこ売れる可能性もあります。日垣センセイも今度の新刊の売れ行き次第で、ライターとして業界への本格的な復帰を目論んでいるでしょうが。最も、Amazon 売れ筋ランキングでは現時点で26〜27万位と低調であり、せいぜい1、2冊程度しか購入の予約が入っていないようです。

 日垣センセイも新刊及びメルマガプロモーションも兼ねてか、アメブロ『脳梗塞闘病記』なるブログを開設し、メルマガの闘病記連載の冒頭部分を転載しています。同ブログ下部の「つづきはこちら」からで、公式サイト「ガッキィファイター」にリンクしているのがミソでしょう。同ブログ内の「ランキング」を見ても、アクセス数に乏しく、あまり注目されていないようですが。ここでは2015年11月25日、滞在中のグアムで脳梗塞に襲われた」という設定になっているようです。

 アメブロプロフィールでの自己紹介も以下の通りです。

著者プロフィール: 日垣隆(作家)

 2015年11月25日、ゴルフやランニングと仕事を兼ねて滞在していたグアムで突然、脳梗塞に襲われ、入院。1週間後日本の病院へ移る。
 半身麻痺や言語機能に障害が出る重篤な症状に見舞われ、医師言語療法士から「文章を書けるようになるとは考えないでください」と宣告されるも、発症24日目で文章をアウトプット。それ以降、脳梗塞闘病記をはじめ、時事コラムや欧米テレビドラマガイド、社説などテーマが多岐に亘る文章を書き続けている。

 リハビリでの体験や療法士のアドバイスに加え、自身で専門書を調べさらに改良することで、回復の成果を引き上げ、病院のシステムについても当事者として疑問を提示。個人的にできることから改善を進めている。

 1958年長野県生まれる。東北大学法学部卒業後、販売配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト
『「松代大本営」の真実』(講談社新書)『それは違う! 』(文春文庫)『偽善系』(文春文庫)『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫)『世間のウソ』(新潮新書)『父親のすすめ』(文春新書)『知的ストレッチ入門』(新潮文庫)『情報への作法』(講談社α文庫)『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)『つながる読書術』(講談社新書)など著作多数。

公式メルマガ「ガッキィファイター」
サイト gfcenter@gfighter.net


 実際には、日垣センセイはアメブロブログを開設したことも、殆ど告知していません。単なる備忘録として使っている可能性もありますが。

 当ブログでの日垣検証は、今月で正式に終了する予定でしたが……実のところ、ここ最近はモチベーションの低下ぶりがとりわけ酷く、更新するのが段々と億劫になっているのが実状です。予定していた当ブログ版の「日垣隆年表」も、既に簡易版を作成しているので、もう充分かなあ、などと最近は考えています。日垣センセイの今度の新刊もベストセラーになった場合はともかく、全く売れないで殆ど誰からも相手にされず、業界でも完全無視されるようなら、敢えて当ブログでわざわざ検証する必要もあるのかと。 
 
 いずれにせよ、当ブログでの日垣検証の締めくくりとして、予定を変更して今月21日頃に発売予定の新刊『脳梗塞日誌』(大和書房)を取り上げるか否かは今後の検討事項ですが……検証のためとはいえ、新刊で購入して日垣センセイに印税収入をもたらすのも癪だなあ。どうするかは未定です。日垣センセイとしては、起死回生の大作というか、文字通り最後の著作になりそうですが。

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★参考文献

脳梗塞闘病記

2016-04-24

バスカヴィルの手記ーグリコ・森永事件の真犯人の濡れ衣を着せられた直木賞作家の黒川博行氏、講談社と岩瀬達哉を怒りの告発!(特別篇・その弐)

同人誌の既刊本が国立国会図書館東京本館及び京都府関西館内にて閲覧可能になっています。御興味があられる方は、同館にお越し下さい。

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」

「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.2 盗用篇」

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「猪瀬直樹検証本 作家篇」


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「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」



「猪瀬直樹検証本 作家篇」



 ファイル形式はPDFファイル、価格は「ガッキィハンター 日垣隆検証本vol.1『そして殺人者は野に放たれる』の大研究 増補改訂版」が1,512円。「猪瀬直樹検証本 作家篇」が1,080円です。



・初めて当エントリーを読まれる方は「日垣問題の記録 〜 日垣隆 研究報告 〜」「日垣隆(Wikipedia)」「ガッキィスレまとめサイト@ウィキ」の御一読をおススメします。

・当ブログへの御意見・御感想は、下記のメールアドレスまで御連絡下さい。日垣センセイの学生時代など、情報提供もお待ちしております。情報源の秘密は厳守します。また、貴重な情報をお知らせいただいた方には、謝礼も検討していますので、宜しくお願いします。
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直木賞作家・黒川博行氏の告発手記第2弾

 前回のエントリーに続いて、岩瀬達哉と『週刊現代』(講談社)からグリコ森永事件の真犯人の濡れ衣を着せられた直木賞作家・黒川博行氏が、『週刊文春』(文藝春秋2011年11月3日号)に寄せた怒りの告発手記の第2弾を紹介していきます。

かい人21面相」にされた作家・黒川博行の手記第2弾
謝罪に来た後も逃げ回る「週刊現代」を提訴します

週刊現代」の連載「かい人21面相は生きている グリコ森永事件27年目の真相」(昨年十二月十八日号〜今年十月十五日号)で、「真犯人」にデッチ上げられたミステリー作家黒川博行氏(62)。先週号では、著者の岩瀬達哉氏の事実誤認などを指摘したが、今回は講談社側とのやり取りと、提訴を決断した理由を綴る。



 連載終了後、私は三度にわたって、「週刊現代」編集部と話し合いの席を持ちました。数多い事実誤認と捏造に対して抗議するとともに、誠意ある回答がない場合、訴訟を起こすという警告を再三してきました。

 しかし、十月二十日に講談社第一編集局長の出樋一親氏から最終回答を聞くに及んで、訴訟に踏み切る決断をしました。

 まず私が講談社に一度目の抗議をしたのは、「スクープ直撃! あなたが『21面相』だ」という最終回の記事が出た三日後でした。十月六日、私が大阪から講談社に出向き、旧知の出版局長を交えて、「週刊現代」発行人の出樋局長と鈴木章一編集長に会いました。

 私の抗議に、鈴木編集長はこう答えたのです。

岩瀬氏と担当編集者に、黒川さんの同意は取ったのか、と何度も確認しました。二人から『同意を取った』という報告を受けました」

 開いた口が塞がらないとはこのことです。常識があれば分かりそうなものなのに。いくら仮名とはいえ、あのグリ森事件の真犯人に仕立てられることを同意する人間がどこに存在するのか。家族や親族まで共犯にされた記事に同意する訳がない。ましてや、ミステリー作家として意見を聞かれただけと思っている人間が、犯人にされても怒らないと思ったのでしょうか。

 そもそも私の同意以前に、編集長の責務は記事の精査ではないのか。これといった裏付けなしに、捏造まじりの記事にストップをかけるのが編集長ではないのか。


単行本は出す、裁判はやめて


 自社から単行本を出し、今も文庫が版を重ねている作家を足蹴にしても、仮名ならすべてが許されるとでも思ったのだろうか。

「誠意ある回答がなければ提訴はもちろん、他のメディアで手記を書くこともありうる」と伝え、この日は終わりにしました。

 そして十一日、担当編集者Aがひとりで大阪の自宅までやってきました。彼は岩瀬氏の私に対する取材に二度同席している人物です。

 しかし、Aは「ご迷惑をおかけしたことを陳謝します」と繰り返すばかりで、裁判はやめてほしいと懇願するのです。

 取材の経緯を知っているはずのAに問い質しました。

「なぜあんな杜撰な記事を掲載したのか」

 すると、Aは「岩瀬さんの信念です」と言う。「なに、信念て?」思わず聞き返すと、「黒川さんが真犯人だという信念です」と答えたのです。

 呆れてものが言えなかった。ノンフィクション作家は「信念」があれば、何を書いてもいいというのか。

 私は、出版界に知人が多いので、こうして反論することもできるが、マスコミに何ら人脈のない、世間一般の人だったらどうなったことだろうか。想像するだに寒気がします。

 さらに耳を疑ったのは、次の言葉でした。

岩瀬さんの連載をまとめた単行本は、一部の表現を変えて出版します」

 編集長自らが来ることはなく、単行本は出す、裁判はやめてほしい、と自分たちの要求ばかり並べ立てる。「週刊現代」の対応に誠意を期待できないと思いつつも、この時は「もう一度、編集長らと相談して欲しい」とAを帰しました。

 すると翌日、出樋局長と鈴木編集長がAとともに自宅にやってきた。またもや彼らは平謝りするだけで、具体的な対応策を示さない。

 ここで私は提訴をとりやめる条件として、次の二つを要求しました。

鈴木章一編集長および、担当編集者Aの更迭
・「週刊現代」誌上に見開き二ページ分の私の手記の掲載

 彼らは「二十一日までに最終回答をします」と言って東京へ帰って行きました。

 またこのとき、私は提訴をほぼ決意していましたが、「今回の件について、ご意見をお聞かせください」という旨、講談社の野間省伸社長宛に手紙をしたためて、出樋局長に託しました(今もって、野間社長から返事はありません)。


「黒川さんと岩瀬さんの対談を」


 しかし、二十日にひとりで来た出樋局長が持ってきた最終回答は、「更迭はできない」、「黒川さんと岩瀬さんの対談を掲載したい」といったものでした。「週刊現代」は今に至ってもなお私を真犯人と思い込んでいる岩瀬氏と私に泥仕合をさせて、問題を糊塗するつもりなのです。あまりの誠意のなさ、危機管理意識のなさに、私は怒る気も失せました。

 出樋局長は、こうも言いました。「『週刊文春』に手記が出て、すでに大打撃を受けている。もう二度と週刊誌に手記を書かないで欲しい」。もちろん「提訴しないでほしい」という点も、忘れずに付け加えていました。

 先週号でも触れましたが、私は、グリ森事件には嫌な思い出しかありません。

 八四年九月に処女作『二度のお別れ』を上梓しましたが、その小説に出てくる身代金強奪の手口や脅迫状の文面などが事件に酷似していると騒がれ、ワイドショーや週刊誌からの取材が殺到しました。当時、『二度のお別れ』はNHK銀河テレビ小説でドラマ化され、放映間近の状況でしたが、この騒動のおかげで、半年ほど延期するはめになったのです。

 また、その年の暮れには、捜査本部から刑事が二人、当時私の勤めていた府立高校にやってきて、『二度のお別れ』の仮綴本約二百部の配布先などを聞かれました。その帰り際、刑事の一人が発した「先生が犯人やったら、簡単でええのにね」という言葉を今でも憶えています。

 グリ森事件にはそんな苦い思い出しかありませんが、事件当時の思いをおさえ、昨年十二月からの三度にわたる取材に、親切に応対したつもりです。

 今年八月頃、岩瀬氏と担当編集者から大阪に取材へ行くと連絡がありました。今回は警察関係者にでも取材するのだと思い、私は二人を天神橋筋商店街のお好み焼き屋に招待しました。二万円弱の食事代は私が支払いましたが、これは大阪人のサービス精神であり、大阪で旨いものを食ってもらいたいという厚意です。

 しかし、すでに彼らは私の住民票を勝手に取っていたのです。連載が終了した後、市役所個人情報の開示請求を出したところ、予想通り、七月十四日に東京行政書士が私の住民票を取得していました。

 後で担当編集者に住民票の取得について問い詰めると、一瞬にして顔色を変え、「私が自腹で依頼しました」と白状しました。

 最近まで住民票や戸籍謄本行政書士などが取得し、数万円で依頼者に売る不法行為が横行していました。しかし全国各地の警察が摘発したことで、今も続けているメディアはなくなったはずです。

 担当編集者は自腹で払ったと主張していますが、経費として社に請求し、編集長の決裁がなされていると私は睨んでいます。

(小誌の取材に対し、「週刊現代」編集部はこう回答した。「ご質問の中には事実ではないことやお答えする必要のないものが書かれています。事実でないことをお書きになった場合、しかるべき措置をとります」)

 グリ森事件から二十七年を経て、私はまた「かい人21面相」の呪いを受けた気分です。「なんで、オレを?」と自問する日々が続いています。今後のことは弁護士に任せることにして、この手記で筆を措くことにします。

「「かい人21面相」にされた作家・黒川博行の手記第2弾 謝罪に来た後も逃げ回る「週刊現代」を提訴します」『週刊文春』(文藝春秋2011年11月3日号)P39〜40

 その後、黒川氏は妹さんと共に名誉毀損プライバシー侵害を理由に、講談社週刊現代編集長、岩瀬達哉に5500万円の損害賠償などを求めて東京地裁に提訴。黒川氏ら原告側は東京地裁の一審、東京高裁の二審、そして2014年11月11日には最高裁でも勝訴し、被告側の講談社週刊現代編集長、岩瀬達哉の敗訴が確定しています。また、岩瀬講談社が企んでいた『週刊現代』のグリコ森永事件の連載記事をまとめた単行本は、結局、現在に至るまで出ていません。裁判になり、敗訴が確定したことから、完全にお蔵入りになったようです。

 講談社は一連の黒川氏とのトラブルにも関わらず、未だに岩瀬を重用しているところを見ると、確信犯の可能性があります。いずれにしろ、岩瀬は本当にとんでもない稀代の捏造ジャーナリストであり、全く信用できません。繰り返しますが、岩瀬の仕事は、取り敢えず、眉に唾を付けて確認した方がよいでしょう。

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★参考資料

黒川博行 - Wikipedia

ドキュメント パナソニック人事抗争史

ドキュメント パナソニック人事抗争史

疫病神 (新潮文庫)

疫病神 (新潮文庫)

二度のお別れ (創元推理文庫)

二度のお別れ (創元推理文庫)

後妻業

後妻業

バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)

バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)

バスカヴィル家の犬

バスカヴィル家の犬

2016-04-23

バスカヴィルの手記ーグリコ・森永事件の真犯人の濡れ衣を着せられた直木賞作家の黒川博行氏、講談社と岩瀬達哉を怒りの告発!(特別篇・その壱)

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●自称「ジャーナリスト岩瀬達哉の正体

 ベストセラー『ドキュメント パナソニック人事抗争史』(講談社2015年4月)などで、未だに一部のマスコミから引っ張りだこの自称・ジャーナリスト岩瀬達哉。

 【書評】「松下幸之助」後のトップ人事をめぐる凄まじい戦い│NEWSポストセブン

  「人事のドロドロ」とは正にこの事! あの有名企業の赤裸々な実態 : J-CAST会社ウォッチ

 ジャーナリスト岩瀬達哉氏が語る「漏れた年金」問題の深層 | 日刊ゲンダイDIGITAL

 『パナソニック人事抗争史』岩瀬達哉著 著者インタビュー:PRESIDENT Online - プレジデント

 しかし、当ブログでも度々取り上げて指摘してきましたが、岩瀬は『週刊現代』(講談社、2010年12月18日号〜2011年10月15日号)での合計20回に及ぶ連載記事「かい人21面相は生きている グリコ森永事件27年目の真相」にて、作家の黒川博行*1氏をグリコ森永事件の犯人にデッチ上げ、黒川氏から名誉棄損、プライバシー権の侵害等で提訴され、版元の講談社と共に全面敗訴しています。岩瀬が曰くつきのライターであることは、あまり問題視されていないというか、意外に知られていないのが実状です。

 今回は特別篇というか、番外篇も兼ねて、『週刊文春』(文藝春秋2011年10月27日号)にて黒川氏が岩瀬のデタラメぶりを告発した手記の第1弾を紹介していきます。

ミステリー作家 黒川博行「怒りの独占手記」
週刊現代デッチ上げで「かい人21面相グリコ森永事件)」にされた私
ダマシ討ち取材、妹一家への中傷、悪質な捏造は許せない

 事件について推理を披露していたら、記事では「かい人21面相」に擬せられていたー。仮名とはいえ犯人と断定された黒川氏は怒りを隠さない。疑う根拠には致命的な事実誤認もあり、講談社に抗議したが誠意ある回答はない。憤る作家は決意を示すべく筆を執った。


週刊現代」の連載記事を読み終えて、「これオレのことや!」と腸が煮えくり返るような思いを覚えました。まさか、自分がグリコ森永事件の「かい人21面相」にデッチ上げられるとは夢にも思いませんでした。

 著者であるジャーナリスト岩瀬達哉氏と担当編集者が、昨年末から今年九月にかけて合計三回、大阪の自宅へ取材にきましたが、私はミステリー作家として、グリ森事件の犯人像について推測してみせただけ。それなのに、記事ではあたかも私が“真犯人”で、当時を振り返りながら語っているかのように仕立てられていました。

 また、連載の中で私を犯人と疑う根拠がいくつか提示されていますが、その多くは事実誤認であり、私の家族や親族を中傷するような内容も含まれています。噂話の類なら笑い話で済むかもしれませんが、記事で真犯人と断定された以上、同じ活字を生業としているものとして、到底、看過するわけにはいきません。

 講談社に連絡し、「週刊現代」の鈴木章一編集長と上司の出樋一親第一編集局長らに抗議しましたが、平謝りするだけで、十七日現在、誠意ある回答を得られていません。


週刊現代」の“巨弾連載”「かい人21面相は生きている グリコ森永事件27年目の真相」(昨年十二月十八日号〜今年十月十五日号)で真犯人にされたのは、ミステリー作家黒川博行氏(62)だ。氏は、関西を舞台にした作品を発表し、サントリーミステリー大賞や日本推理作家協会賞を受賞するなど、根強い人気を誇っている。

週刊現代」の連載では、最終二回に「浜口啓之(仮名)」として黒川氏が登場している。一九八四年三月から「終結宣言」が出た翌年八月まで続いた世紀の未解決事件の“真相”を追った最終回のタイトルは、「スクープ直撃! あなたが『21面相』だ」とセンセーショナルなものだった。



「うまく辻褄が合うんです」


 三回の取材の中で、私は一度も「黒川さんが真犯人ではないのか?」と訊かれていません。仮名にして配慮したつもりになっているのかもしれないが、連載を通して読めば、私のことだとわかる人もいるでしょう。実際、ある新聞の大阪の編集部で噂になり、記者から「これは黒川さんのことですか」と問い合わせを受けました。しかも仮名の「啓之」は、ヒロユキと読めば、私の博行であり、ケイスケと読めば、『疫病神』など私の一連の作品の主人公「二宮啓之」になります。

 そもそも連載六回目で私の実名が書かれています。サントリーミステリー大賞で佳作になったデビュー作、『二度のお別れ』は、事件当時、脅迫状の文面や身代金の受け渡し方法などが酷似しているとマスコミに騒がれました。そのあと兵庫県警の警部補と茨木署の刑事が、当時私の勤めていた高校に事情を聴きに来たこともあったのです。

 岩瀬氏は最初、「二十七年前にグリ森事件で騒がれた作家」として、話を聞きたいといって取材に来ましたが、いま思えばそのころから彼らの魂胆は別のところにあったのかもしれない。

 その後の取材も同じようなつもりで受けていたのですが、最後の取材で岩瀬氏は「今度の記事を読まれると、不快な思いをされるかもしれません」と何度も言っていました。

 こんなやりとりもありました。

「黒川さんを真犯人として書けば、うまく辻褄が合うんですよね」
「それをやったら、実名を出したほうが面白いですよ」

 半分シャレで、そう言ったら、岩瀬氏は「黒川さんへの“やっかみ”が出ますから」と不思議なことを言っていた。

 連載終了後、担当編集者にきくと、事件で大金をせしめているだろうから、私が周囲から妬まれるという意味だったというのです。

「ほんまに犯人と思い込んでるんやな」とホトホト呆れました。

ミステリー作家 黒川博行「怒りの独占手記」週刊現代デッチ上げで「かい人21面相グリコ森永事件)」にされた私」『週刊文春』(文藝春秋2011年10月27日号)P38〜39

 黒川氏は岩瀬から一方的にかけられた「グリコ森永事件の真犯人」の濡れ衣を繰り返し完全否定しつつ、この手記を発表するに至った経緯を語っています。


 続いて、黒川氏は岩瀬捏造記事の間違いを具体的に指摘し、論証していきました。

飼い犬と妹の息子を勘違い


 連載で黒川氏を真犯人だと疑う根拠として「週刊現代」で指摘されているのは、主に五点だ。

1.警察が公表した「キツネ目の男」の身長と年齢に符号する。
2.犯行に使用された「赤いニッサンパルサー」の姉妹車に乗っていた。
3.妻の妹の嫁ぎ先がメッキ工場で、当時も今も容易に青酸ソーダを入手できる。
4.脅迫テープに言語障害を持つ子供の声が録音されており、黒川氏の妹の息子にも言語障害がある。
5.犯行現場の北摂地域に土地勘があり、かつ、犯行現場近くのダイエーで働いていたことがある。 


 このうち少なくとも三つは事実誤認です。連載最終回の冒頭近くには、こうあります。

「自宅の裏庭の車庫に車を停めるや、運転していた女性は、勝手口から家の中へ駆け込み、こう声をあげた。

『イッちゃん、イッちゃん……』

 呼びかけに応えるうれしそうな声が裏庭に漏れてきた。それは、家でひとり留守番をしていたこの女性の息子で、言語障害のある男性の、言葉にならない野太いうめき声であった。

 この障害児の母親は、(略)かい人21面相との接点が疑われる浜口啓之(仮名)の実の妹である。(略)かい人21面相のメンバーの中には、障害児を生み育てている夫婦、もしくはその夫婦と近しい関係にある者が含まれていたからだ」

 しかし妹の息子に言語障害などありません。彼は現在三十代で、芸大を卒業し、家具デザイナーとして働いています。帰宅した妹の呼びかけに唸り声で応えたのは、おそらくジャックラッセルテリアの「ぺぺ」という飼い犬でしょう。妹は普段「ぺーちゃん」と呼んでいます。

 岩瀬氏と担当編集者は奈良の妹宅の敷地内に不法侵入して裏の勝手口を見張り、妹の呼びかけを聞いた(これはふたりが認めました)のですが、岩瀬氏は「あれはキーちゃんですよね」と私に言い、担当編集者は「チーちゃんと聞きました」と言いました。妹の呼びかけに応じた犬の鳴き声を“野太いうめき声”と勘違いしたのは、私が21面相だと思い込んでいた妄想の結果でしょう。また、妹は事件当時、公立中学教諭であり、その夫も中学教諭で、のち校長になりました。

 あまりにも馬鹿馬鹿しくて信じられないかもしれませんが、それが彼らの取材の実態なのです。妹の息子に言語障害があるか、妹夫婦も私も「週刊現代」から確認されていません。

 十月八日号では浜口こと、私の生い立ちを、こう紹介しています。

「浜口は、小学校入学から高校卒業まで、大阪港に面した工業地帯で育った。大阪市内のなかでも、とりわけ中小零細の事業者が密集するこの地域は、同和地区、在日韓国朝鮮人地区などが複雑に入り組み、低所得者が集う地域として知られていた。

 浜口の実家は、戦後、地元のヤクザが焼け跡に不法占拠した土地を、勝手に分譲してできた街の一角にある」


当時はメッキ工場ではない


 私が育った街は、同和地区、在日韓国朝鮮人地区のいずれにもあてはまりません。とりわけ関西ではデリケートにならざるをえない問題を、きちんと確認もとらずに、軽々しく書く神経が信じられない。ヤクザ不法占拠した街だったと聞いたこともない。何を根拠にこういった事を書いているのか、明らかにするべきです。

 私が極貧の家庭に育ち、カネに執着する人物だという印象を読者に植え付けたかったのでしょう。私の父親は、瀬戸内海を行き来する五百トンの内航タンカーの船主船長でした。周りがどう見ていたかはわかりませんが、比較的、裕福な家庭で育ったと思っていますし、食うに困ったという経験もありません。

 事件当時、三十五歳でしたし、身長は百八十センチ弱です。確かに、警察が発表した「キツネ目の男」の身長(百七十五〜百七十八センチ)や、年齢(三十五歳〜四十五歳)に当てはまりますが、この条件に合う男性は探せばいくらでもいるでしょう。

 赤いパルサーの姉妹車に乗っていたのは事実です。しかし、私の車は「パルサー EXA」という角張ったスポーツカータイプ。警察が犯行車両と断定した二ドアのハッチバック式は丸みを帯びていて、明らかに形が違うのです。岩瀬氏は「遠目にはパルサーと見間違える車」と書いていますが、間違えようがない。

 メッキ工場は、たしかに親族が経営しています。ただ、妻の妹が嫁いでいるというのは間違いで、私の母方の従兄弟が経営しています。それに事件当時はプレス工場でメッキはしていません。

 また、「その気になれば、いくらでも青酸ソーダを入手できた」と書いていますが、現在、従兄弟の工場では、劇薬物はすべて鍵のかかった収納庫で管理されています。彼らに言わせれば、親族たちも犯行グループの一味と信じているのかもしれませんが……。

 そして、犯行現場に土地勘があるという点ですが、以前、箕面市茨木市に住んでいたことがあるので、もちろん何度か通ったこともあります。ただ、他の犯行現場である滋賀などについては、全く土地勘はありません。

 岩瀬氏は、ダイエーに勤務していたころの私が、犯行現場の近くに立ち寄ったことがあると書いています。しかし、本社の建築意匠課勤めだった私は、関西一円ほとんどの店舗に出張しています。岩瀬氏から「〇〇支店を知ってますか」と聞かれて、「知ってる」と答えただけで、事件現場に土地勘があると思い込んでしまったようです。

 全てがこんな調子です。先に説明したように、事件発生の約半年後に出版されたデビュー作がグリ森事件と関連付けられ、ずいぶんとマスコミに注目されました。

かい人21面相」によるグリ森事件は、この作品の出版後もしばらく続いています。当時、マスコミから騒ぎ立てられていた私が、どうやって犯行を続けられるというのか。

 確かにこの事件では、数多くの捜査ミスが指摘されています。しかし、もし犯人が私だったとしたら、時効まで逃げられるわけがない。そこまで警察も無能ではないでしょう。

 また、連載記事でひどいのは、取材の前提と裏付けを読者に一切伝えていないこと。先に述べたように、取材でミステリー作家としての推理を披露しただけなのに、「浜口は、終始一貫、話を一般化しようと熟考しながら慎重に語った」と、あたかも犯人が告白しているかのように描いている。


捏造されているコメント


 連載の最終回ではこんなくだりがあります。

ハウス食品から“身代金”を受け取ろうとして、パトカーに追跡されたシーンについて、あれは、危なかったですねと水を向けると、感情たっぷりに語った。
『うん、危なかった。危なかった……。パトカーに追われて逃げるいうのは、普通の人は多分、わからんと思うけど、必ず“パニくる”んですわ。心臓バクバクしますから。だから、実際のカネの受け渡しで、表に出るのはもうアカンとなった』」

 これは、以前、私が一方通行の道を原付バイクで逆走してしまい、パトカーに追いかけられたときの体験を話したものです。それを「バイク」や「一方通行の逆走」という部分を切って、グリ森事件の文脈に無理やりつなげています。

 文頭の「危なかった」という感想と、最後の「だから」から始まる一文は、彼らに捏造されたものですが、それがあるために、まるで実行犯が語ったようになっています。

 他にも、私が言っていないのに、「俺に土地カンがあるから疑われとる」とか、「グリコに恨みがあって押し入ったんではないですよ」など、いかにも事件に関係している人物であるかのように、コメントが作られているのです。

 さらに許しがたいのは、私の住民票を市役所から勝手に取得していることです。調べたところ、東京行政書士申請させて取得していましたが、このことは担当編集者が認めています。何十年も前ならこうしたことも行われていたようですが、今の時代に許されることではありません。


 一連の取材経緯について、執筆した岩瀬氏に尋ねると、
「この記事に関しては、何もお話ししません」
 と語るのみ。「週刊現代」編集部はこう回答した。
「現時点で申し上げることは何もございません」
 最後に、黒川氏は手記を発表した動機について、こう記す。

  
 彼らは私の名前を仮名にさえすれば、プライバシー侵害や名誉毀損の責から逃れられると勘違いしているようですが、決して許されることではありません。

 これまで私は講談社から、数冊の著書を出していますし、現在も小説の執筆依頼を複数受けています。これまでの関係を一切無視して、私に何らきちんと確認することなく、「あなたが『21面相だ』」と題した記事を書かれたことに、たとえようのない激しい怒りを覚えています。

 ましてや家族や親族まで一方的に巻き込まれています。講談社から責任ある回答を得るまで、こちらから身を引くつもりは一切ありません。だからこそ、作家・黒川博行として、今回、手記を綴ることにしたのです。

ミステリー作家 黒川博行「怒りの独占手記」週刊現代デッチ上げで「かい人21面相グリコ森永事件)」にされた私」『週刊文春』(文藝春秋2011年10月27日号)P39〜41

 岩瀬もさることながら、講談社の卑劣な「裏切り」ともいえる仕打ちに怒りを抑えられない黒川氏。黒川氏の怒りの告発は、第2弾の手記に続きます。


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★参考資料

黒川博行 - Wikipedia

ドキュメント パナソニック人事抗争史

ドキュメント パナソニック人事抗争史

疫病神 (新潮文庫)

疫病神 (新潮文庫)

二度のお別れ (創元推理文庫)

二度のお別れ (創元推理文庫)

後妻業

後妻業

バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)

バスカヴィル家の犬 (新潮文庫)

バスカヴィル家の犬

バスカヴィル家の犬

*12014年に第151回直木三十五賞受賞。