6月になりました。春先のような肌寒い日が続いたかと思うと、急に夏日になったりと定まらない天候に一喜一憂する毎日です。年寄りには気温差が応えます。 6月5日は二十四節気の9番目、芒種(ぼうしゅ)です。稲や麦の穂の先にある毛のような突起を芒(のぎ)と言い、芒を持つ穀物の種を蒔くころを言います。昔は麦の刈り入れが終わり、田植えシーズンが本格化するころです。ちょうどこのころに梅の実が色付き、梅干し作りなどの梅仕事が始まります。また一方では稲の生長を促す長雨が続き、この長雨のことを梅の実が実るころ降る雨なので、梅雨(つゆ、またはばいう)と言います。今週は晴れて夏日が続くようですが、週末からは雨になり、い…