「中国、明代の処世哲学書。二巻。洪応明(こうおうめい、字は自誠)著。万暦年間(1573-1619)成立。儒教思想を中心にし、仏教・道教思想も加味した約三六〇条の処世訓。江戸時代に伝来し、日本で広く愛読された。菜根談」 (『大辞林』 第二版)
「中国の雑学書。二巻。明の洪応明著。成立年未詳。警句ふうの短文三五七条からなる語録で、仕官中の保身の術や退官後の山林閑居の楽しみを、儒教・仏教・道教の思想をまじえた立場で述べたもの。中国より日本で愛好された」(『大辞泉』)
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★この記事を読むと、中国明代末期の中国古典の一つ『菜根譚』を読みたくなります。 ★詳細はこちら→『菜根譚 - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『洪自誠 - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)};c.getElementById(a)||(d=c.…
「言志四録」(三) 言志晩録佐藤一斎川上正光全訳注講談社学術文庫1980年5月10日 第一刷発行 土曜日なので、、、、今日は、「言志四録」から。 6 心は平なるを要す 心は、平なるを要す。平らなれば則ち定る。気は易なるを要す。易なれば則ち直し。 訳文外界がどうであっても心は常に平安であることが肝要である。心が平安であれば、自ずと心は安定する。同様に気は安らかであることが肝要である。気が安らかであれば、何事もまっすぐに行うことができる。 語義易:この場合は、やすし、やわらぐ。 付記 同じような意味の言葉として、心平らかなれば、寿(いのちなが)し。 (白楽天) 長寿者は心が安らかな人が多い。 心和…
短文なので、ツイートを読む感覚で気軽に読むことができる。読書が苦手な人にもオススメできる一冊。 pic.twitter.com/JGJG3Z3orG— ヨノギ@ベーシックインカムとMMTとビットコインについて考える配達員🐸📕 (@yonogishiki) 2023年1月14日 <内容紹介文> 『菜根譚は、洪自誠による随筆集で中国古典の一つ。 前集222条、後集135条からなる中国明代末期のものであり、主として前集は人の交わりを説き、後集では自然と閑居の楽しみを説いた書物である。別名「処世修養篇」』 [現代語抄訳]菜根譚 外出時のちょっとした時間に本を開いて読むのがおすすめ。 電車を待っている時…
『まだ見ぬ世界と自分に出会えるブログ』へようこそ。 ライフコーチ、会社員、Kindle作家と三足のわらじを履いている小泉健一と申します。 このブログではライフコーチの観点から心が楽になる考え方やビジネスに役立つ情報、またオススメの本や映画の紹介など幅広くいろんなことを書いています。 このブログを通して知らなかったコトやモノに出会え、新たな世界が開けるかも?! 本記事はオススメ本の紹介です。 僕は読書が大好きで、年間100冊ほど、ビジネス書や歴史書、哲学、文学、小説など雑食で読んでいます。 今回紹介する本はコチラ! 菜根譚 posted with ヨメレバ 今井 宇三郎 岩波書店 1975年01…
知足者仙境足るを知る者には仙境にして、足るを知らざる者には凡境なり。 Instagramのジュエリーアカウントさん達がウィッシュリストをUPされる季節がやって参りました…! 私もウィッシュリストを公開しましょうかね♡今年は何よりもまず、何年も何年も何年も夢見てきたルースを…。今後30年は愛でられるような、そんなルースとご縁があれば…! まずはウィッシュリスト一つ目。 大粒のダイヤモンドルースです^^ ラウンドブリリアントカットの2ctを手に入れた暁にはラウンドダイヤの旅は終わりだと思っております。 ジュエリーとしては何にするかと言うと、左手薬指のソリテール…! ラウンドブリリアントカットのダイ…
守屋洋著「世界最高の処世術 菜根譚」(SBクリエイティブ 2015年)には、次のような処世術が記されています。 進むときには退くことを考えておけ、始めるときにはやめることを頭に入れておけ 前に進む一辺倒では良くないようです。 会社の経営においても、規模を大きくするだけでは配慮が足りないでしょう。 小宮一慶著「社長の心得」(ティスカヴァー 2014年)によると、良い会社の要件の一つとして 会社は「小さくなる能力」を持たなければならない。 と述べられています。 神田昌典著「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」(ダイヤモンド社 2002年)において、事業経営に関して、 事業寿命が短い断絶の時代では…
エレベーターで他人と同乗した時、僕は基本的に「どうぞ」と譲ることにしています。 「ありがとうございます」と言ってエレベーターを出る方。会釈をして出る方。何もあいさつをせず出る方。人、様々です。 中には、「いいえ、お先にどうぞ」と、逆に僕に譲ってくださる方もいます。このような場合、僕は「ありがとうございます」と言って、先にエレベーターを出ることにしています。 守屋洋著「世界最高の処世術 菜根譚」(SBクリエイティブ 2015年)に、「一歩譲る心を持つ」という処世術があります。 狭い小道を行くときは、一歩さがって人に道を譲ってやる。おいしいものを食べるときは、三分をさいて人にも食べさせてやる。こん…
出口治明さんは、「人生は運と適応」だと述べています(「最後の講義 完全版」(主婦の友社 2021年)。 人間が動物である以上、生き残るために必要なのは「強さ」や「賢さ」や「大きさ」ではなく、「運」と「適応」がすべてなのです。適切なときに、適切な場所にいるという「運」を生かしながら、その運に対応できたものだけが生き残っていけるのです。それがダーウィン以来の自然淘汰説の真髄です。僕は人生をそのように考えています。 では、チャンスが到来した時のために、どういう備えをしておけば良いのでしょうか。 守屋洋著「世界最高の処世術 菜根譚」(SBクリエイティブ 2015年)によれば、「たゆまぬ努力で機が熟すの…
逆境は良薬 渋沢栄一の「論語と算盤」が脚光を浴びるようになりましたが、「論語」は孔子という知恵者が弟子たちに向かって賢明な生き方や学び方や物の見方を語り伝えた人生の指南書ではあるものの、孔子は宗教家でも哲学者でもなく、その後成立した「儒教」の教祖が孔子と思われていることに疑問を呈する見方があります。 shuchi.php.co.jp 「儒教」は思考や信仰の体系であり、その学問的分野に「儒学」があります。 菜根譚は明代末期に優秀な官僚として活躍後、政争に巻き込まれ隠遁したと推測される人物、中国明代の著作家、洪自誠(こう・じせい)が著したものです。 この時代に「官僚」となるためには、「科挙」と言う…
世を渉ること浅ければ、点染もまた浅し。事を歴ること深ければ、機械もまた深し。故に君子は、その練達ならんよりは、朴魯なるに若かず。その曲謹ならんよりは、疎狂なるに若かず。 機械――からくり。たくらみ。権謀術数。 きかい 「機械」①動力によって一定の運動をおこし、その結果、有用な仕事をするもの。広く、設計通りの働きをするように人間が作り出した装置。 魯 おろか。にぶい。 世渡りの機微を掴んでうまく立ち回るよりも、朴訥な方がよい。とそういう教えのようだ。 どうも口先賢しらにして世の中を渡っていくやつが多いのは、現代に限ったことではなかったのだろう。
菜根譚: 中国の処世訓 (中公新書 2042) 作者:湯浅 邦弘 中央公論新社 Amazon 「菜根譚」という中国の明の時代に書かれた処世訓の解説本です。 中国の3つの大きな思想、儒教、道教、仏教のうち、儒教をベースにして道教、仏教を取り入れて書かれているとのことです。 菜根譚は、いろいろな処世訓が書かれていて、それらのトピックをいろいろと解説しています。 全体的に中庸の精神が大事だ、ということが書かれているように感じました。 豆知識のようなことがらがいっぱい書かれていて面白かったです。 ランキング参加中知識
ーポイント!ー ・聖書は”簡単に”ではなく”真剣に”「綺麗事」と向き合っている・聖書は「理性」を尊んでいる・聖書は”信仰”をもってして”義”としているからこその「行動原理主義」 ※完璧遂行主義ではないということ※ 【ヨハネの手紙1】内容 命の言 神は光 弁護者キリスト 新しい掟 【ここまでのまとめ】 反キリスト 神の子たち おまけの話(菜根譚) 【ヨハネの手紙1】内容 命の言 1初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。ーー 2この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て…
はじめに ※本編以外の部分はイベ終了後に書いています。 冷蔵庫の整頓してたけど、 その場のノリで買った謎調味料やら、 干からびた野菜やらが出てくる出てくる・・・ はぁ・・・ 冬の内にやっときゃよかった。 今は暑さ的に夏だっけ? はじめに 前編-実験層にて 前編-モンモンサイド ~その2に続く~ 「友よ、帰ろう」・・・ そうだね、全てを終わらせてカクリヨに帰ろう。 帰ってみんなで飯を食って・・・ ってそういや十二傑の人らって 誰か料理できる人とかいるんすかね? ヴリトラは仕方ないにしても ギリ姉貴、マガツヒ、チユエンは期待できないし、 朱雀とチンロンもなんとも言えなくて、 アンダカはちょっと火と…
論語 老子 菜根譚 荘子 金瓶梅 三国志 中国は、広くて様々な国や思想が現れては、消えていった地域です。 歴史も長いです。 数々の良書や奇書も生まれては消えていきました。 その中で現代まで残っている名著を、本書では背景とともにあらすじを紹介してくれています。 流石に一冊にさかれるスペースには限りがあり、十分ではありません。 それでも、知らずに過ごすより、ずっと良いはず。 さらにここから、原著を読みたい、という物が出てくるかも知れません。 中国初学者に、おすすめです!
皆さん、こんばんは 水曜日どんな1日でしたか? 今日は朝から大雨の1日、 未だ降っています 午後がひどかったですね さて、最近読んでいる本なんですが、 「菜根譚」さいこんたん 中国、明の時代1360年〜1640年 中国の古典となります 孟子、孔子なども読みましたが、 この古典が1番共感できましたね 孫子の兵法とは違い、 生きていくのに大切な事 人として大切な事を教えてくれます 私はあまり中国に好意は持っていませんが、 昔の古典は最強だと思っています 「疎狂なるべからず」 礼にはもっとも人間らしさが出る 疎とは、礼を失った下品な人 狂とは、横暴な人 べからずとは、絶対してはならない事 最近寝る前…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 昨日、碁は争わない方が優れていると書きました。どういうことなのでしょうか。 『菜根譚』には続いて、「碁打ちが先手後手と一手の先後を争い、勝敗を碁石を打つ手に競っているが、やがて対局が終わり碁石を片付けると、さっきまでの勝敗はどこにあろうか」(浩自誠・今井宇三郎(訳) 1975: 331)と書いています。 目先の勝敗ももちろんのこと大切ではありますが、対局後も振り返られるような棋譜を残すという姿勢でいたいものです。アマチュアの私としても、自分自身のなかで、友人同士で、…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 『菜根譚』に「碁はけんか碁でなく争らない方がすぐれてい」(浩自誠・今井宇三郎(訳) 1975: 327)ると書いています。 これは将棋に置き換えて考えることもできます。 しかし、碁も将棋も勝敗を決めるゲームです。そこに争わない方が優れているとはどういうことでしょうか。 碁や将棋は勝敗を決めるだけのゲームではないのでしょうか。 文献:浩自誠,今井宇三郎(訳),1975『菜根譚』岩波書店. 下記の媒体でも将棋普及について配信しています。ぜひフォローしてもらえると嬉しいで…
人はそれぞれ自分の世界を生きている 自分の世界なのに 思うがままにならないことを、思うがままにしたいと 自分の“いい加減”を超える ひょっとしたら 今していることは無駄なのか、無理なのかも知らずに・・・。 世間に完全な人などいないすべてが満点でなくとも、十分でなくとも ほどほどの加減でいい 分を知ることに趣があるもの ただ、それらを受け容れる度量があるかないかで 自分の“いい加減”が いつも ゆれている 「花は半開を看、酒は微酔に飲む、 此の中に大いに佳趣あり」 (菜根譚) 腹八分目のことであり、足るを知ることこそ知性 さてさて、腎臓結石の手術も4月9日に迫り、今日は術前検査と打ち合わせ 知り…
[著者:境野勝悟/三笠書房]超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない (知的生きかた文庫 さ 37-6)作者:境野 勝悟三笠書房Amazon 中国古典の『菜根譚』の中の言葉を、日本語に分かり易く訳して解説したもの。 元を知らないので“超訳”が適切なのかどうかは分かりませんが、割と見慣れた自己啓発集みたいな印象で、意図的にそう言った方向に寄せたのかどうか。ともあれ生き方について有益な指南書であるのは確かです。 が、解説の、文章の、部分が、読点(、)まみれで、非常に、読み難くて、参った。←本当に終始こんな感じ。 さすがに解説文は途中でギブアップして、あとは原文と訳文だけ読んで流してました。なんか、色…
今日は朝から、心が♬ズキズキワクワクでした。46年間の体の重しが取れ、心が軽くなりました。(笑) 解放感に浸りながら、春彼岸のお墓参り、野菜の無人販売の出荷、成田山仙台分院への参拝、そして美味しいランチへ。 本日の無人販売の陳列 初代伝五郎 彩りセット 鶏中華 ところで、終わりよければすべて良し。ということで、46年間のサラリーマン生活に「〇」をつけられる喜びに感謝しています。 境野勝悟さんもその著書『超訳 菜根譚 人生はけっして難しくない 』の中で、「人生は、前半がよくても、後半が悪ければ、なんにもならない。」と言っていますので、引用します。 人生を見る目を養うことは、すごく、大事なことだ。…
部下や後輩とのコミュニケーション、極意は、先手必笑と恩に着せないことです。 先手必笑 鏡に映った自分が先に笑うことはありません。 鏡の中の自分が先に笑ったら、、、怖い動画で見たことがあります(汗)、、、 人間関係は鏡のようだと思いませんか。 自分が楽観的になれば相手も楽観的になる 自分が相手を好きになれば相手も好きになる 自分が笑っていると相手も笑う 自分が悲観的になれば相手も悲観的になる 自分が相手を嫌いになれば相手も嫌いになる 自分が怒っていると相手も怒る 怒りの感情は、人であれば誰でもが持っています。ついカッとなってしまい、その感情が言葉になってしまうこともあります。その言葉を聞いた相手…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 私は大学院生であり、将棋もしています。そこでは知識というものが武器となります。 知識について菜根譚では、以下のように書かれています。 「苦しんだり楽しんだりして、修行を重ね練磨して作り出した幸福であってこそ、その幸福は永続する。また、疑ったり信じたりして、苦心を重ね考え抜いた知識であってこそ、その知識は本物になる」(浩自誠 1975: 95)。 これからは、常に疑問にもち、考え抜いていくこととします。 文献:浩自誠,今井宇三郎(訳),1975『菜根譚』岩波書店. 下…
なぜかよくわからんがめちゃくそ気分がいい。 理由はよく分からん。 菜根譚の動画観たからかな? メンタル脳読んだからか? バチクソ気分がいい。 なんか俺が今までやらなきゃいけないと思ってことが、別にどうでもいいことなんだと気付けたような気がする。 やるべきことから解放されてハッピーや。 掃除もしたし、お部屋もスッキリ。 スーパーハッピーや。
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 私は大学院生であり、将棋の研究をしています。また将棋普及活動という事業もしています。学問と事業を同時にやっていくにはいくつもの大変さがあります。 菜根譚には、「学問する者は、気を散らさぬように収集して、志す一路に集中することが大切である。もしも、その目的である道徳を身に修めようとしながら、その意を世俗の事業や名誉に留めたならば、きっと真実の造詣に至らず、うわすべりのものとなる。また、その方法である書物を読みながら、その興味をうわついた吟詠やみやびごとに寄せたならば、…
皆さん、こんにちは。 将棋普及棋士初段のIORIがお送りする「将棋する?」のお時間です。 それでは対局を始めさせていただきます。 菜根譚に「処世の態度としては、むしろ朴直を守るようにして、利口ぶることをしりぞける方がよい。そして天地の正気だけは我が身に留めて死ぬときに天地にかえすがよい。また、むしろ華美な生活をしりそげて、淡白な生活に甘んじる方がよい。そして一個の清き名だけでは世の中に残しておくがよい」(浩自誠 1975: 59)という言葉があります。 果たして、私の人生でこれが実践できるのでしょうか。確かにこのことは大切なことで、核心をついているものです。ですがこの言葉すら忘れてしまいそうな…