きっかけ ある日、エンジニアの事業部から私のもとにヘルプ要請がありました。 内容としては、セキュリティ制約があるAzure環境と外部連携をしたいという相談です。 すでにプロジェクトは納期ギリギリの状況で、外部ベンダーへの指示や依頼内容をレビューし、遅滞なく進行させたいというものでした。 環境情報とプロジェクトの概要を確認したところ、次の2点の問題に気づきました。 サーバ側で必要な設定がなされていない 通信経路があやふや 一般的なビジネスシーンで言えば、稟議書が提出されたものの、承認ルートに乗っていないのに「もう承認されたことにして発注を進めました」というようなものです。ありえないでしょう? こ…