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おせっかい

(読書)
おせっかい

サキの短編小説。
土地の所有権を巡り、不倶戴天だった2人の男が、森の中で対峙する。そのとき嵐がやってきて、2人とも、倒れた樹にしだれかかられ、身動きがとれなくなる。そこで、2人には何か奇妙な友情が芽生えてきて、お互いを認め合い、許しあうようになる。

 そして、それぞれの部下たちが駆けつけてくる足音に安堵するのだが、やってきたのは、「狼の群れ」・・・このあと、2人は狼の餌食になってしまうという実感をもって物語は終わる。自然というものはえらくおせっかいだなあ、と言った感じ。ゾクっとする結末。

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