このミステリーがすごい！

こんにちは！小町です。 本屋さんで見かけ、表紙が綺麗で気になっていました。白川尚史さん「ファラオの密室」を読んでいきます。 第22回このミステリーがすごい！大賞でどんな謎が待っているのかワクワクしつつ、 ファラオの密室ってなんの比喩だろうかと思っていたらマジの古代エジプトでした。（笑） 唯一無二の世界観に引き込まれて、どんな謎解きになっていくのか注目です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scr…

＊注意＊ 記事の中にPRや広告を含みます。 読んだ本の紹介です。 読んだきっかけ 書店に寄ったときに「このミス」フェアをやっていて、そのPOPに惹かれて読んでみたいと思ったのがきっかけです。買えよって感じですが、ミステリーは読み返すことがほとんどないのでひとまず図書館で借りて読みました。 書籍情報 タイトル： 名探偵のままでいて 著者： 小西マサテル (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript ||c.scri…

驚愕の1行で終わる3分間ミステリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)宝島社Amazon この手の物は全く期待出来ないかも、と覚悟はしておいたが、 全員が『このミス』大賞作家ということで、そんなひどい作品は無かった。 このくらいの出来映えならば、ちょっとした時間に読むのに、 悪くないのではなかろうか。 最後の一行に意を用いたショートミステリ集として及第点の作品。 ベスト３は順不同で、以下を選択してみよう。 倉井眉介「味方のいない完全犯罪」 鴨崎暖炉「開かずの扉の密室」 三日市零「田中突然死回避計画」 収録数が36編もあるので、ベスト５にするならば以下の２編を追加。 蒼井碧「ハピハピ☆バー…

名探偵のままでいて (宝島社文庫) 作者:小西マサテル 宝島社 Amazon 初めまして、詩月と言います。詳しい紹介はまた別の記事でする予定ですが、私は小説家を目指しており、語彙力や文章力、表現力を鍛えるために、読了本の紹介、書評を書くことにしました。これから少しずつ投稿していくので、よろしくお願いいたします。 『名探偵のままでいて』小西マサテル 感想 登場した作品、表現の一部 印象に残った場所 まとめ 『名探偵のままでいて』小西マサテル 第21回『このミステリーがすごい！』の大賞受賞作。 本屋に行く度に気になっていた作品で、タイトルと表紙が印象に残っていて、今年、私もこの大賞に応募しようと決…

本記事にはプロモーションが含まれています。 ランキング参加中読書 ようこそ、シュガーです。 宝島社文庫から発売されている小説 著者：くわがきあゆ さん レモンと殺人鬼 を読みました。 レモンと殺人鬼 (宝島社文庫) 作者:くわがきあゆ 宝島社 Amazon 第21回 『このミステリーがすごい！』大賞・文庫グランプリ受賞作! 面白かったです! さっそく感想、レビューを書いて行きます。 いつも通り個人的な評価です。 多少ネタバレが含まれるかもしれません。 ではいきましょう。 レモンと殺人鬼 内容紹介 ストーリー あらすじ 感想 レビュー 評価 まとめ レモンと殺人鬼 内容紹介 ストーリー あらすじ…

キャスト レスリー・マンヴィル、コンリース・ヒル、ティム・マクマランほか製作年 2022 原作は2019年にこのミステリーがすごい！を始めとする数々の賞を受賞したアンソニー・ホロヴィッツの小説。それをホロヴィッツ自ら脚色してドラマ化したもの。 カササギ殺人事件＜上＞ （創元推理文庫） [ アンソニー・ホロヴィッツ ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る カササギ殺人事件＜下＞ （創元推理文庫） [ アンソニー・ホロヴィッツ ]価格: 1100 円楽天で詳細を見る このドラマ、構成は劇中劇。編集者であるスーザン・ライランドが主人公。そこにアラン・コンウェイの新作の「カササギ殺人事件」の謎解きが組…

ランキング参加中読書 ようこそ、シュガーです。 宝島社から出ているミステリー小説 著者：小西マサテル さん 名探偵じゃなくても を読みました。 名探偵じゃなくても 名探偵のままでいて 作者:小西マサテル 宝島社 Amazon 第21回このミステリーがすごい!大賞 大賞受賞作「名探偵のままでいて」の続編! 面白かったです。 さっそく感想、レビューを書いて行きます。 いつも通り個人的な評価です。 多少ネタバレがあるかもしれません。 では行きましょう。 名探偵じゃなくても 内容紹介 ストーリー あらすじ 感想 レビュー 評価 シリーズ感想記事リンク 名探偵のままでいて 感想 レビュー 名探偵じゃなく…

前回、読書感想メモを書いてから、はや二ヶ月。 読書ペース遅延気味。 小４の娘は、 定期的に学校の宿題で読書感想メモ（50文字程度？）を書いています。 ならば父もそれくらいできなければ、 自信をもって子供の宿題を見ることもできないわけです。 ということで、父の自主練。 読書感想メモを書く訓練にお付き合いください。 「僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 読書感想文の課題図書として娘その一（中２）が持っていたので、 私も読ませてもらいました。 表紙からなんとなく「野球少年の青春もの」とイメージしていましたが、 全く違い、親子の日常のエッセイのようなものでした。 日本に住んで、ほぼ日本人としか…

2024年9月14日 さやさん、都良（TORA）さん、猫娘7号さん、会長さん、カツピチさん、会長さん、ケープさん、いつもスターをありがとうございます。 今週のお題「好きな小説」 に、書きたいブログがあったのに、締切りが過ぎて、今週のお題は「大人になってから克服したもの」になっていたわ。うーん。 先週のお題になったけど、好きな小説について、書きます。 過去のブログにもあるのだけど、好きな小説は「クリスマスのフロスト」です。 1day1new.hatenadiary.com 1994年9月30日初版発行にもかかわらず、1994年の年末までに、次の実績。 ＊第１位「週刊文春」1994年ミステリーベス…

夕木 春央さん 大学時代のグループの同窓会的な旅行に顔を出した主人公。メンバーの1人が見つけたという山中の廃施設を見学に行き、 誤って全員が閉じ込められてしまう。 しかも殺人が起こり…というあらすじ。 このミステリーがすごい！2023年国内4位。 高い評価をあちこちで見ていたので電子書籍で購入…してはいたのですが、恥ずかしながら電子積読状態で読み始めるのに時間がかかりました。 特殊状況＋クローズドサークルもので、登場人物は脱出しなければなりません。(以前講談社の編集者さんがインタビューで、 殺人事件にプラスして脱出要素やゲーム要素も楽しめるのが近年のミステリーの特徴と仰っていたのを思い出しまし…

著者 相沢沙呼 1938年埼玉県生まれ 2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。 繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。 『小説の神様』は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写化された。 本書で第20回本格ミステリ大賞受賞。、『このミステリーがすごい！』2020年版国内編第1位、『本格ミステリ・ベスト10』2020年版国内ランキング1位、『2019年ベストブック』(AppleBooks)2019ベストミステリー、2019年『SRの会ミステリーベスト10』第1位の…

94. 今野敏『戦場 トランプ・フォース』（中公文庫） 再読したい度：☆☆☆★★ 前回紹介の『切り札』が面白かったので、続けてシリーズ第二弾を読了。相変わらず楽しめたが、第一弾よりは興奮が落ち着いた。読んでいて冷静になったのは、「対テロ特殊部隊」の面々が強くなりすぎたからだと思う。前作では、一端の会社員であり武術家であった主人公が、突然「兵士」となった中での葛藤や苦悩がみられて、失敗や敗北の影がちらつく危機感とスリルを味わえた一方で、本作ではプロの兵士として構成員がみな独り立ちしており、安定感が増した分、ヒリヒリするスパイスが減った印象だ。 そうはいっても、銃弾や手榴弾が飛び交う戦場にあって、…

『たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説』 辻真先 東京創元社 「このミステリーがすごい！2021年版」第1位 「週間文春ミステリーベスト10」週間文春2020年12月10日号 第1位 「ミステリが読みたい！」ハヤカワ・ミステリマガジン2021年１月号 第1位 2020年５月29日 初版 2020年12月11日 ３版 小説内小説を模した作品。 昭和24年というのが、鍵になる。いや、昭和24年でないと成り立たない「推理小説」である。ちょっとした工夫を凝らしているが、まぁ、それを書いてしまうとネタバレになってしまうので、敢えて書かない。 様々な媒体で、第1位を獲得しているが、正直そこまで優れた…

はじめに 人間の心の闇と社会の矛盾を鋭く描き出す傑作ミステリー、それが高村薫の『マークスの山』です。1993年に発表されたこの作品は、直木賞を受賞し、「このミステリーがすごい!」1994年版国内編で第1位を獲得するなど、高い評価を得ました。しかし、この小説は単なる犯罪小説ではありません。複雑な人間関係、社会の歪み、そして人間の心の奥底に潜む闇を探求する深遠な文学作品でもあるのです。 『マークスの山』は、南アルプスの夜叉神峠で起きた親子心中事件から始まります。この事件で奇跡的に生き残った少年が、後に「マークス」と名乗り連続殺人を犯すという衝撃的な展開は、読者を一気に物語の渦中へと引き込みます。し…

はじめに 突如として、あなたの人生が180度変わってしまったら——。伊坂幸太郎の『ゴールデンスランバー』は、そんな衝撃的な状況下に置かれた一人の男性の物語を通じて、現代社会の闇と光を鮮やかに描き出します。本作は2007年に発表されて以来、多くの読者の心を掴み、2008年本屋大賞や第21回山本周五郎賞を受賞。さらに『このミステリーがすごい!』2009年版で1位を獲得するなど、高い評価を得ています。 この小説は単なるサスペンスやスリラーではありません。そこには、私たちの社会が抱える様々な問題や、人間関係の機微が巧みに織り込まれています。陰謀と友情、メディアの力と個人の無力さ、運命と偶然——これらの…

ゴリ部長Audible（オーディブル）でおすすめのミステリーをお探しですね。プロの朗読で聴くミステリーは、リッチで鳥肌モノだよ。 本記事では、Audible（オーディブル）で聴き放題のミステリー作品の中から、「とりあえず、この本を聴いてみてほしい！」、選りすぐりのミステリーをご紹介します。 それでは早速いってみましょう！ 【本記事の内容】 オーディブルとは おすすめミステリー8選 オーディブルでおすすめのミステリーを無料で聴く方法 オーディブルとは オーディブルでおすすめのミステリー8作品 正体 襲撃 鎮魂 誰かがこの町で 神のダイスを見上げて 弁護士「御子柴礼司シリーズ」 静おばあちゃんと要…

閉ざされた観覧車のカプセルから、少年はどうやって消えたのか? 見知らぬ男にチケットを一枚譲り受けたテッド、その姉のカット、そして従兄のサリム。 テッドとカットは下で待つ事にし、まだ乗った事がなかったロンドン・アイに1人で乗り込んだ従兄のサリム。 一周しておりてきたカプセルにサリムの姿はなかった… 【ロンドン・アイの謎】あらすじ 【ロンドン・アイの謎】作：シヴォーン・ダウド 【ロンドン・アイの謎】訳：越前敏弥（エチゼントシヤ ） ロンドン・アイとは 【ロンドン・アイの謎】登場人物 テッド カット サリム グロリアおばさん 【ロンドン・アイの謎】感想 【ロンドン・アイの謎】あらすじ ＊第３位『20…

推理小説家の岡崎琢磨さんの著書“春待ち雑貨店ぷらんたん”を読みました。今日はその話なので、大まかなストーリーを話すわけでもオチのネタバレをする訳でもありませんが、少しネタバレがあります。 大学生の頃に「このミステリーがすごい！」大賞、略して「このミス」というミステリー小説の賞の存在を知りました。本屋に行くと、「このミス」の大賞が発表されたときには「このミス」のブースがありました。その特集ブースを見ていたときに目に留まったのが岡崎琢磨さんの“珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れたコーヒーを”でした。 表表紙のイラストが好きだったとか、裏表紙に書かれているあらすじを読んで気になっ…