よしもと・ばなな(1964〜)。※2002年、『王国 その1』よりペンネームを「吉本ばなな」から「よしもとばなな」に改めた。
作家、小説家。本名吉本真秀子(まほこ)。1964年7月24日 東京都出身。血液型A型。1987年日本大学芸術学部文藝学科卒業。詩人・評論家である吉本隆明の次女。
1987年11月、「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞し、文壇デビュー。翌1988年単行本になると、いきなりベストセラーになる。『うたかた/サンクチュアリ』『哀しい予感』に次いで、1989年『TUGUMI』が140万部、『白河夜船』が80万部、はじめてのエッセイ『パイナツプリン』も40万部を年内に記録し、「ばなな現象」を引き起こした。海外での評価も高い。