埼玉県の中学校で給食を食べた生徒や教諭など700人が多数食中毒症状となったという報道がありました。 これはウェルシュ菌によるものと見られているそうです。 this.kiji.is ウェルシュ菌とは、細菌の学名でいえば Clostridium perfringens (クロストリジウム パーフリンジェンス)で、土壌や水中にも多くまた動物の体内にも多いという嫌気性桿菌です。 その食中毒発生の起き方は、調理後に残った菌がある程度の温度(生育至適温度は40℃以上)で長時間放置された場合にその中で増殖し、かなりの菌数となったものが食べられて体内に入る。 そして体内で腸管などに入り込みさらに増殖する際にエ…