[英] Weightlifting
ウエイトリフティングは、バーベルを両手で頭上に持ち上げ、その重さを競うスポーツ競技。「重量挙げ」ともいう。
体重別に階級分けされており同じ階級内で記録を競う。
「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の2種目で争い、それぞれ、プラットフォームと呼ばれる競技場で3回ずつの試技を行い、各種目の最高挙上重量の合計(トータル重量)で順位を決める。
ただし、いずれかの種目、もしくはどちらの種目でも3回連続で失敗するとトータル記録は0kgとなり、失格となる。
挙上する重量は各回申告制*1であり、試技の順番は申告した重量の低い選手から行う。また、同重量の場合は事前に抽選をしてある抽選番号に従う。
同記録の場合は検量時の体重が軽かった者が上位となるが、同記録・同体重の場合は先にトータル記録を成立させた者が上位となる。
56kg級 / 62kg級 / 69kg級 / 77kg級 / 85kg級 / 94kg級 / 105kg級 / +105kg級
48kg級 / 53kg級 / 58kg級 / 63kg級 / 69kg級 / 75kg級 / +75kg級
バーベルは、バー、ディスク、カラーの3つからなる。
バーはバーベルの持ち手の部分であり、ディスクをはめる部分もある。
重量は男子用で20kg、女子用は15kg。男子用、女子用のバーを見分けやすくするために、男子用のバーはブルーのマーク、女子用のバーはイエローのマークをつけることになっている。
バーベルの重さを調整する役割を果たす円盤。
25kg、20kg、15kg、10kg、5kg、2.5kg、 2.0kg、1.5kg、1.0kg、0.5kgの種類があり、これらを組み合わせて、重量を設定する。ディスクは色分けされており、10kg以上のディスクはゴムで覆われている。
カラーは確実にディスクをバーにセットするためのもので、1個2.5kg、左右に1個ずつセットしなければならない。
*1:2回目以降は、前回成功時には1.0kg以上増量、失敗のときは同一重量以上としなければならない