黄脚鴫。 英名:Grey-rumped Sandpiper 学名:Heteroscelus brevipes チドリ目 シギ科
旅鳥。主に春と秋に日本を通過する。夏場に残る個体もある。 河川や干潟や沼、水田など全国に飛来。 名の通り、脚が黄色い。それ以外の特長がないのが特長とも言える。 地味だが下尾筒などかわいい部分もある。
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この日も仕事前の早朝、シギチのポイントへ。 1~2週間前よりも鳥の数は少し減ってましたが、それでもトウネンとメダイチドリが出迎えてくれました。 少し探すとトウネンよりは大きいシギが、お尻を振りながら水たまりを歩いています。 キアシシギでした。 落ち着きなく動いていますが、そのうちに走り出しました。 なかなかダイナミックな走りでした(^-^) (撮影地:石狩市石狩浜 2022/9/5)
鳥見歴2年目のわたしですが、去年の北海道はシギチが少ないとブログに書いているバーダーさんが複数いました。今年はどうでしょうか? この日は、以前全くの空振りだったポイントに行ってみました。 着いてすぐにトウネンの群れを3つほど発見。その中にトウネンより一回り大きな鳥の影が2つ見えます。 警戒されて何度か飛ばれたりしましたが、まずまず近いところで撮れました。 キアシシギ、頭頂部から見るとこんなふうなんですね(^-^) もう1種類はその場ではわからず、自宅であれこれ確認して…ハマシギでどうでしょう? 素人がシギチを撮影するとこの作業がついてきますねえ(;^_^A (撮影地:伊達市有珠海岸 2022/…
ササゴイに注目した東京港野鳥公園の続きです。 今回はいわゆるシギチに注目。”シギチ”は、鳥好きさんの間で、シギとチドリの類を親しみ込めてひとまとめにした呼び方です。 前回、最後にお見せした写真です。ここは、東淡水池の島です。 カルガモやサギ類に混じって、左側1/3くらいの所、アオサギの脇に二羽シギがいます。遠すぎてはっきりしませんが、セイタカシギという種類です。 しばらくすると、一羽が島の周りを歩きだし、こちら側へ回ってきます! 餌を探しながら、水際沿いを歩いてきました。赤い長い脚が特徴です。羽の色が黒いセイタカシギのオスですね。 セイタカシギ(丈高鷸、장다리물떼새) そのままずっと歩いて行く…
渡り鳥という言葉はよく聞くと思いますが、旅鳥(たびどり)という言葉があります。 日本で見られる鳥で一年中見られる鳥は、種類で言えば半分にも満たないそうです。そんな渡りをする鳥で、日本では繁殖も越冬もせず、いわば中継地として日本に立ち寄る鳥が旅鳥というそうです。 前回登場したチュウシャクシギをはじめ、多くのシギやチドリの仲間は旅鳥が多く、春から初夏にかけての今、多くの種類が見られそうです。 ということで、前回の訪問から2週間後、再び東京港野鳥公園を訪れます。 園内のMapですが、今日は海に近い前浜干潟観察デッキへ直行です。 前回は写真撮り忘れましたが、観察窓はこんな風に設置されてます。 正面の窓…
曇天の中、鳥撮散歩はどこへ行こうか?アオバトを見に大磯照ヶ崎海岸へとも思いましたが土曜日だし早朝は起きられなかったし・・・。何となく、そう、いつも何となく行く場所を決めており今朝は金目川を北上して山下サイクリング橋へ行こう。 金目川の遊歩道からは白い体が目立つコサギが数羽、採餌中。羽を広げ魚を追っています。 川の中腹には婚姻色で嘴が黒くなり、目元はエメラルドブルーに染まったチュウサギがいました。 干潟にはコチドリが2羽おりました。飛んだり、干潟をスタスタ歩き回ったり活動量が多いです。 山下サイクリング橋へ向かう途中の土手に咲く花を見ながら歩を進めます。 山下サイクリング橋の堤で一心にカメラを河…
こんにちは。 春ですね~。こちらもやっと桜の開花宣言が出てお花見日和な日も・・あまり無く。 濃霧な日も多くて会社帰りの鳥見も出来ないのですが。 日曜日は晴れててLUCKY でも風が強かったり それでも週末になると、時間をみつけて ちょいちょいとシギチさん増えてるかな~ と、そんな時に出会えた鳥さんたちです。 キョウジョシギ ほぼ1年ぶりの出会い。個人的今季初認の日。こんなとこで何してるんだろ~ いつもは海岸で貝をひっくり返して採餌してる時が多いのにね。 このあと海岸に行ったら貝が無いことに気付く。だからここに居たんだね。 タカブシギ タカブさんも、おかえり~。こちらも個人的今季初認。顔だけ見て…
入り江の湿地で鳥がエサを探していました。 キアシシギでした。 キアシシギと一緒にいる大きなシギは? ダイシャクシギがホウロクシギ。 羽を広げると、下面が風切りを除いて白っぽかったらダイシャクシギ、黒っぽい斑紋がが入っていたらホウロクシギ。 羽を広げてくれないかなあと思っていたら広げました。 ホウロクシギでした。 ありがとうホウロク君、もういいよ。
こんにちは。 時間を作っては、シギチさん来ていないかな?と、見に行ってます。 今季はどうなんでしょうね。例年並み?ですかね。 もともとドッカーンと来るような地域ではないので、少しずつ来てくれるシギチさんを 楽しんでいます。 今季初認のキアシシギさん 風が強くて寒い日に到着していたキアシさん。お久しぶりだね。 ゆっくりしていってね。 夏羽のトウネン 遠くから見てたら一瞬だれかわからなくなる春。 やっぱり1羽だけなの。でもいつも来てくれている子かな?なんて思いを巡らせると楽しくなる。 頭上に突然現れたオジロワシ 見慣れてるとはいえ突然くるとビックリするじゃないか。 ワクチン接種後で肩と首が痛かった…
横浜の南にある柏尾川(かしおがわ)を訪ねての後編、今回は岸辺に集う小鳥たちを中心に見ていきます(前編はこちら ↓ )。 鳥の話の前に少し寄り道を。 柏尾川の中間点くらいに、東海道線の大船という駅があります。東京方面から電車で下ってくると、右側に見えるのですが、駅の近くの山の上に、大船観音がドーンと鎮座してます。実は上半身だけの観音様です。お寺のホームページによると、昭和4年着工、戦争を経て、30年後の昭和35年に落慶式が行われたそうです。 観音様の中にも入れるようなので、一度登ってみようと思っています。 さて、前回もお見せした写真ですが、柏尾川は両側が護岸で切り立っているので、探鳥は右側上の歩…
だーれだ!!? 去年の今日、10月4日に見かけていたイソシギさん… 見返すとなんだか…足が短いような気がしませんか? 心なしかボディーラインももっちりしているような…足もいつもより黄色いような… 去年の私もちょっと違和感は感じている様子…イソシギですか…? なんだか違和感を感じたので似た種類がいないか調べてみました。 イソシギ キアシシギ☆2022年4月9日追記☆ クサシギ 結局のところどっちなのか? イソシギ 全長20cm。翼長29cm。翼開張38-41cm。上面は灰褐色で覆われ、羽毛の軸に沿った斑紋(軸斑)は黒い。下面は白い羽毛で覆われ、胸部側面に羽角にかけて白い部分が切れこむ。種小名hy…
2023年3月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。北海道の道東にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2、二日目。(落石クルーズでウミスズメ科を堪能。) エトロフウミスズメ Aethia cristatella 群れで行動してましたが警戒心が強いらしくあまり近づくことはできませんでした。頭のトサカはかろうじて見えました。 日本で見れることは珍しいらしく、さすが落石クルーズでした。 コウミスズメ Aethia pussilla3羽くらいの小群れで行動しているところを何度か見ることができました。 ウミガラス Uria aalg…
2023年3月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。北海道の道東にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その1初日、野付半島。 ツメナガホオジロ Calcarius lapponicus初日は、移動の関係で午後からの探鳥。初めに訪れた野付半島では、なかなか見ることができない野鳥に会うことができました。 後ろ指の爪が長い証拠が写ってました。 ハギマシコ Leucosticte arctoa私の住む神奈川県ではまず見ることができませんがここでは、あちこちで群れに会うことができました。 シロカモメ Larus hyperboreus …
2023年2月、二泊三日の家族旅行として奄美大島で滞在。家族の協力もあり、三日間で数多くの野鳥達に会うことができました。その3。(亜種、冬鳥、留鳥等) リュウキュウメジロ Zosterops japonicus loochooensis Tristram緋寒桜と一緒に撮影することができました。 リュウキュウキジバト S.o.stimpsoniキジバトより少し色が濃いとのことですが言われてみればそうなかと思うくらいでした。 リュウキュウハシブトガラス Corvus macrorhynchos connectens Stresemannハシブトガラスより、やや小柄とのことですがこれも言われてみれば…
2023年2月、二泊三日の家族旅行として奄美大島で滞在。今回は、家族の協力もあり、三日間で多くの貴重な野生動物、野鳥に会うことができました。その2。(天然記念物、固有種、絶滅危惧種等) アカヒゲ Larvivora komadori国の天然記念物、環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類(VU)ガイドさんから警戒心が強いと聞いていたのですがこの時は、すぐ目の前に現れて、しばらくの間餌を探していました。 ルリカケス Garrulus lidthi国の天然記念物、固有種鹿児島県レッドデーターブック絶滅危惧Ⅱ類ガイドさんの話しでは、少しづつ数が増えているようです。 カエルを捕まえました。 仲良しカップルかな。…
2023年2月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した日帰りの野鳥観察ツアーに参加。千葉県にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。 オオホシハジロ Aythya valisineria日本では、まれな冬鳥だそうです。 アカエリカイツブリ Podiceps grisegena夏羽になると首の部分が赤くなるそうですが、冬は白黒色でした。 ハジロカイツブリ Podiceps nigricollis群れで行動中。時々一斉に潜りました。 カンムリカイツブリ Podiceps cristatus ウミアイサ Mergus serratorのんびり泳いでました。 先頭の子は、…
認定NPO法人「バードリサーチ」から「全国鳥類越冬分布調査」最終報告が公開された。 309種の鳥の分布図が確認できる。 この最終報告書の内容を野鳥名で検索できるようにしてみた。 野鳥名をクリックすると、分布図が表示される。 【登録野鳥名】 アオアシシギ アオゲラ アオサギ アオジ アオシギ アオバズク アオバト アカアシシギ アカエリカイツブリ アカガシラサギ アカゲラ アカコッコ アカハジロ アカハラ アカヒゲ アカモズ アトリ アネハヅル アビ アマサギ アマミヤマシギ アメリカヒドリ アリスイ イカル イカルチドリ イスカ イソシギ イソヒヨドリ イワツバメ イワヒバリ インドクジャク …
2023年1月、この日は、ワイバードが企画した一泊二日の野鳥観察ツアーに参加。ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その1初日。(カメラはSony α1を使用) イスカ(オス) Loxia curvirostra今回のツアー最大の目的 イスカ に初めて会うことができました。 イスカ(メス) メス が、巣材にするためなのか小枝を集めていました。 ベニマシコ(メス) Uragus sibiricusふわっと丸くてとても可愛いです。ごはん中。 ツグミ Turdus eunomus前日に降った雪が残っており、とても綺麗な姿を見ることができました。ごはん中。 イカル Eophon…
あろは あひあひ〜 やっと日の出が僅かに早くなって来ました。 裏庭から見える最初の陽光が7:34am まだ冬です。 小鳥の声が賑やかになったのは春です。 日没が6:18pmなのも春 このところ、vogの雲の中に沈み 水平線に入るのは相変わらず見えませんが、 6:19pmこんな色になりました。 💰 日本は値上げがニュースになるくらいの 平和な国でいいですね。 こちらは100%の値上げ、 つまり値段が急に2倍になることも 普通に予告なしで起こります。 去年、$1.97ほどだった猫のオヤツ、 昨日は$4.99(KTA価格)になって いました。270%以上の値上げ 市販のオヤツはもうあきまへん。 アヒ…
2023年1月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した日帰りの野鳥観察ツアーに参加。そして、翌日も同じ内容のツアーが企画されていたため、2日連続で、ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2、二日目。(カメラは、Sony α1を使用) オオワシ Haliaeetus pelagicus二日目も会えました。距離は少し近くなったのですが枝かぶりが多くてこの姿を撮るのが限界でした。 オオタカ Accipiter gentilis幼鳥だそうです。躍動感があり、とてもかっこよかったです。 カモメ Larus canusガイドさんが カモメ だと説明してくれました。今の私に…
2023年1月、この日は、あいにくの小雨もようでしたが、神奈川県の早戸川林道で野鳥を探した後、少しだけ日向林道にも寄ってみました。 ルリビタキ(オス) Tarsiger cyanurus 瑠璃色の成鳥を見ることができました。ただ、雨で暗かったこともあり、色がいまいち綺麗に出ませんでした。早戸川林道にて撮影。 日向林道にて撮影。この場所も暗かったです。 ベニマシコ(メス) Uragus sibiricus暗くてシャッタースピードを上げることができず、鮮明には撮れませんでした。 アオジ Emberiza spodocephalaこの冬、初めて姿を見ることができました。 アトリ Fringilla …
佐賀県「東よか干潟(大授搦)」で見られる可能性のあるシギ・チドリを一覧にしてみた。 「ZooPicker」を参考にした。 「ZooPicker」のデータを元に、シギ・チドリに限定して、月別の一覧にした。 この一覧では、43種類。 やはり、渡りのシーズン、4月、5月、9月が多い。 th { text-align: left;} 名前 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 ハマシギ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ダイシャクシギ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ダイゼン △ ● ● ● ● △ ● ● ● メダイチドリ △ ● ● ● ● △…
2022年末に、撮影した野鳥の種類が、陸鳥78種類+水鳥・猛禽類69種類で、累計147種類になった。 今年に入って、4種類増えて、陸鳥79種類+水鳥・猛禽類72種類で、累計151種類になった。 オジロトウネン(西江井島ため池)2023.1.3 ハジロコチドリ(西江井島ため池)2023.1.3 ツリスガラ(加古川河口)2023.1.6 ニシオジロビタキ(鶴見緑地)2023.1.10 [1] アオゲラ[2] アオジ[3] アカゲラ[4] アカハラ[5] アトリ[6] イカル[7] イスカ[8] イソヒヨドリ[9] イワツバメ[10] ウグイス[11] ウスユキバト[12] ウソ[13] エゾビタキ…
2022年12月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した2泊3日の野鳥観察ツアーに参加。九州にて、ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その3。(3日目) カササギ Pica pica 私は初見でしたが、九州ではそれほど珍しくないとか。 光があたると、羽の色がとても綺麗でした。 アカアシシギ Tringa totanus ガイドさんに教えていただかなければ判別できませんでした。シギ、チドリは難しい。 クロツラヘラサギ Platalea minor 九州では多くの個体が越冬しているようですが、絶滅危惧種ENだそうです。 そして、ヘラサギ も混ざっていたらしい。 ズグ…
2022年12月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した2泊3日の野鳥観察ツアーに参加。九州にて、ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2。(初日と2日目ツル以外の野鳥) コクマルガラス Corvus dauuricusミヤマガラスの群れの中で、数羽見ることができました。 アオアシシギ Tringa nebularia カツオドリ Sula leucogaster 熊本~島原のフェリーから撮影しました。 狩りの姿が、とてもかっこよかったです。 鋭角でのダイブは、迫力満点でした。 クロツラヘラサギ Platalea minorお昼寝中。 コチョウゲンボウ Fal…
2022年12月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した2泊3日の野鳥観察ツアーに参加。九州にて、ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その1。(初日夕方と2日目朝のツル達) ソデグロヅル Grus leucogeranus 絶滅危惧種CRの貴重な姿、それも飛翔姿を見ることができました。感動。 暗い写真は、初日夕方に撮影です。 マナズル Grus vipio 絶滅危惧種VUだそうです。顔の赤色がとても綺麗でした。 ナベヅル Grus monacha こちらも絶滅危惧種VUとのこと。貴重な野鳥達が次々と現れました。 クロヅル Grus grus 環境省レッドリストで…