普段はJR東日本の車両や奥羽・羽越の本線列車が行き交う秋田の鉄路ですが、かつて北の大地・北海道から遥々海を越え、秋田までやってきた驚きの珍列車たちが存在していました。今回は、津軽海峡を渡って旅情を運んできてくれた、JR北海道の個性豊かな気動車たちの記録を紐解きます。 1. 畳の上で楽しむみちのく路:キハ183系6000番台「お座敷車」 2010年、秋田の鉄道ファンを大いに驚かせる出来事がありました。JR北海道が所有するキハ183系6000番台お座敷列車が、春と秋の2度にわたって秋田まで姿を現したのです。 衝撃の「自走」による来秋: この列車の何が面白いかといえば、機関車に牽引されることなく自ら…